2010年6月16日

ベトナム・ホーチミンより研修生を受け入れました!

5月25日から28日まで、ベトナム・ホーチミン日本商工会より、
職員のヴー・ティー・チュー・タオさんをお迎えし、研修を行いました。
これは、海外の企業・経済団体関係者を大阪に招く、
産業交流センター(事務局:大商)の招聘研修事業の一環です。

ホーチミン日本商工会は、大商から派遣された職員が事務局長を務めるなど、
大商と大変関係の深い団体です。
そこで事務局職員として働くタオさんですが、
数十倍の競争を勝ち抜き、ハードな日本語教育プログラムを卒業した、
大変な才媛とのことでした。

実際研修中はまるで違和感なく日本語を話しておられ、驚きました。
3日間という短い期間で行った研修でしたが、
企業・工場見学、(同じ経済団体として)大商の事業見学、WTC・ATCの視察など、
関係者の皆様のご協力の下、大阪中を駆け巡って無事!終了することができました。
感想ではタオさんも「日本の製造業のきめ細やかさ、大阪の都市としての
魅力が分かった」と仰って頂きましたが、
さすがに少しお疲れだったように思います。

タオさんは、日本とベトナムの架橋として今後さらにご活躍なさると思います。
また日本に来る機会があれば、大阪にも寄って頂きたいですね!

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ゲゲゲパンダ

投稿者 panda | 12:47

2010年6月14日

日本酒を海外へ輸出したい!

 先日、外国人のお客様がふらっと国際部へ来られました。

 日本酒を欧米向けに輸出したいのだが、
免許(輸出入酒類卸売業免許)を持った業者でなければ輸出はできないと聞いた、
手伝ってくれる業者を他の相談窓口で教えてもらったが、
本当に免許を持っているかどうか、教えてほしい、との相談でした。

 醸造元であれば自社で輸出できるらしいのですが、
仕入れたお酒を第三者が輸出する場合は税金の関係で免許を持った業者に
依頼しなければいけないそうです。

 そのお客様は税関などあちこちの相談窓口を回って情報を集めてこられたものの、
最後の最後、実際の輸出手続きをしてくれる業者を見つけられないで
お困りのご様子でした。

 日本産品を輸出したい、というお話であれば、これは何とかお手伝いしなくては!
と思ったものの、お酒は劣化に配慮が必要ですし、瓶詰めだと輸送にも神経を
つかいますし、専門の商社を探すのがいいと思うのですが、海外からワイン等を
輸入している商社等はインターネット検索ですぐに見つかるものの、
輸出については情報が少ない!!

 結局、いつもお世話になっている物流会社の担当の方に色々教えていただき、
なんとか大阪で1社、商社をご紹介することができました。(ほっ!)

 相談対応に精一杯でしたが、せっかくですから、日本酒の海外での
評判などをお聞きすればよかったな~と、あとから思いました。

 その後、国税庁ホームページで日本のお酒の輸出支援に関する情報を
みつけました。海外市場の状況なども紹介されており、面白いので、
ご関心の方はご参照ください。

★日本産酒類の輸出支援に関する取り組み(国税庁ホームページ)
http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/yushutsu/01.htm

ナムナム・パンダ&のっぽパンダ

投稿者 panda | 09:30

2010年6月 8日

海外販路開拓セミナー(初級編)を開催しました

 6月3日、海外展開サポート事業「海外販路開拓セミナー(初級編)」を開催しました。

 グローバル・ビズ・ゲートの池田講師からは、「初心者のための輸出ビジネスのノウハウ」を
テーマに、国内取引と海外取引との違い、海外の取引相手の探し方、代金決済リスクの
回避策等をお話いただきました。

 アリババ・マーケティングの大塚講師からは、市場調査や取引先探しをする際に、
インターネットをどのように活用できるかについて解説いただきました。

 参加者からは、「最新のインターネット販売を勉強できた」、「インターネットを活用した
海外市場の開拓はぜひ一度検討してみたい」、「書籍やホームページだけでは分かりにく
かったことが理解できた。」といった声が寄せられました。


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(本セミナーは情報通信月間参加行事として実施しました。)


なお、池田講師が「食品、木工品以外はすべて関係する可能性がある」とお話に
なった安全保障貿易管理については、下記ホームページで情報提供されています。
思わぬ法令違反をしてしまわないように、輸出ビジネスに取り組む前に、一度
ご確認ください。

★経済産業省 安全保障貿易管理
http://www.meti.go.jp/policy/anpo/hp/index.html

★財団法人安全保障貿易情報センター
http://www.cistec.or.jp/index.html
基本情報や、eラーニング教材が無料でダウンロードできます。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 10:33

2010年6月 7日

江蘇省塩城市阜寧県一行の来訪

 4月22日、中国から江蘇省塩城市(えんじょうし)阜寧県(ふねいけん)の
施建霞副県長ご一行が来所されました。

 阜寧県は上海の浦東空港から北へ約350キロ、江蘇省の中部にある町で、
人口108万人、面積1,439平方キロ。

 これまで産業の中心は、農業と、スイッチ・バルブ等の比較的簡単な
機械工業、食品加工等だったのですが、今後は新エネルギー産業の育成、
特に風力発電の産業クラスター形成に力を入れていくとのお話でした。

★阜寧県ホームページ(中・英のみ)
http://www.funing.gov.cn/

のっぽパンダ

投稿者 panda | 10:47

2010年6月 4日

変わる中国、変わらない中国(2)

変わる中国、変わらない中国(1)から続く)

あの頃、先生はこんなことも言っていた。
「中国の人は冷たいものや生ものを食べるのは身体に良くないと考えている。
だから中国では清涼飲料水は売れない。」

それから10数年。レストランの注文でコーラを頼んだところ、
店員から「大きいのですか?小さいのですか?」と聞かれた。
コーラの大小ってどういう意味かと思いきや、
1リットルの大きなペットボトルにするか、350mlの缶にするか、という意味だった。

「へ?ペットボトル?」 

驚きながら周りのテーブルを見回すと、あるわ、あるわ。大きなペットボトル。
子供連れのテーブルに多いようだ。

「先生が言っていた『清涼飲料水は売れない』って何やったんやろう・・・。」


10数年前、真夏の中国視察団に事務局として同行した時のこと。

1週間ほどのツアーの間に、中国語ができない団員さんたちが
真っ先に覚えた中国語は、
「冷たいビール!(冰的啤酒!)」 

言わなければ、ぬるいビールしか出てこなかった。
冷たいものは体によくないと考えられていたからか、
冷蔵設備がまだ十分に普及していなかったからか。

今はビールを注文すると、地域によっては(お店によっては、かも。)
「冷たいのにしますか?冷たくないのにしますか?」と聞かれることもある。

変わる中国、変わらない中国。
マーケティングは本当に難しいと思う。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 09:37

2010年6月 3日

変わる中国、変わらない中国(1)

中国語を習い始めた1980年代末、先生はこんなことを言っていた。

「中国では白はおめでたい色ではなく、お葬式の色。
だから中国ではウェディングドレスは定着しない。」

初めて中国へ行った1989年、中国の人が着ている服は紺や緑など暗い色ばかり。
真冬の北京は寒いからと、出発前に慌てて買ったダウンジャケットは白。
天安門広場で撮った記念写真をみても、白い服を着ているのは私1人だけ。
黄色と緑の2色のスタジャンを着ていた友人とともに、周りから浮いていた。

それから10年。自分が北京に住んでみると、どうだろう。

白いダウンを着ている人なんてざらにいるし、真冬でもミニスカート・ブーツ姿の女性も。
結婚式でウェディングドレスを着るのは、もはや当たり前。

それだけ中国が豊かになり、価値観も変わったのだろう。

そうとは言え、今でも、
大商で投資セミナーの看板を作る時、白地に黒文字にするとやはり
中国側の評判はあまりよくない。
赤地に黄文字、赤地に白文字、予算の関係で白地になるなら青文字など
少し工夫する方が喜ばれるようだ。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 09:47

2010年6月 1日

「知財総合支援窓口」ができました

 特許庁は今年4月、知的財産に関する悩みや課題を解決するための
「課題解決型相談・コンサルティング事業」を開始しました。

 中小企業の抱える悩みや課題に対応できるよう、
(社)発明協会各都道府県支部に相談窓口が設けられ、
全国共通の知財総合支援窓口の専用ダイヤルも設置されました。

全国どこからかけても、最寄りの(社)発明協会支部に設置された
相談窓口に繋がります。知財問題でお悩みの方は、是非ご利用下さい!

   知財相談専用ダイヤル:0570-082100

 「知財相談専用ダイヤル」の詳細は下記ホームページをご参照ください。
http://www.hirameki.jiii.or.jp/index.htm

のっぽパンダ

投稿者 panda | 13:50


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