2008年8月29日

「チャイニーズ・マネジメント&マーケティング・スクール」

中国・香港への理解を深め、ビジネスに役立てようというユニークな中国ビジネス塾が大阪で開かれている。「チャイニーズ・マネジメント&マーケティング・スクール(CMMS)」。今年で第6期を迎える。

中国の歴史、政治、古典思想(孫子、儒教、道家など)、中国人の心理、華人経営の特徴などを大学等の研究者から聞く「理論編」と、貿易・製造・流通・税務会計・金融など第一線で活躍する実務家や日本人、華人経営者から話を聞く「実践編」の全30講座を10ヶ月かけて学ぶ。

直接ビジネスにかかわりがなくても歴史、政治、思想も含めて多面的に中国を理解することが、自分が問題に直面した時にその解決方法を考える礎となるのだと思う。中国駐在経験のある商社OBは、自分が経験してきたことの意味がこの講座を受けて初めて理解できたと語っていた。私自身も3期に参加させていただいたが、毎週の講義が「今日はどんな新しい知見に出会えるだろう」と楽しみで仕方なかった。

中国をより深層まで理解したい方はぜひご参加ください。

チャイニーズ・マネジメント&マーケティング・スクール(CMMS)の詳細はこちら
主催:関西日本香港協会
後援:大阪商工会議所ほか

のっぽパンダ

投稿者 panda | 16:14

2008年8月26日

日仏紫外線対策事情

先日、旅行でフランスのパリ・リヨンへ行って、ふと気付いたこと。

日本ではおなじみの日傘や帽子を使っている人をほとんど見かけませんでした。ましてや、日よけの手袋、アームカバーを身に着けている女性は皆無でした。日焼けはシミ・シワの原因になるのに?大阪では朝夕の通勤時などにも紫外線対策「フル装備」な女性も見かけるのに?はて?

「フランスでは美白化粧品は売れない。」とは、パリに駐在する友人の話。美白化粧品の研究開発をする友人からは、「美白化粧品が売れるのは、日本、韓国、中国の富裕層が多い沿海地域くらい。」という話も聞きました。

フランスでは、夏にバカンスでたっぷりと日光を浴びて、日焼けしているのがセレブな証しなのだとか。一方の日本は、「色白は七難隠す」という言い回しがあるくらい、「白い=美しい」という価値観がありますもんね。

さすがに最近はオゾンホールやオーストラリア人の皮膚がん発生の高さなどが知られてきて、フランスでもあまり日焼けするのはよくないという受け止めが拡がりつつあるそうです。

大阪の暑さもどうやら峠を越えたようですが、紫外線対策は引き続き抜かりなくいたしましょう~。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 14:10

2008年8月22日

女子ソフト金メダルおめでとう!

昔ソフトボールをやっていたこともあり、シドニーの銀以来、ずっと応援してきた女子ソフトボール。昨日の決勝は、ハラハラ、ドキドキしながらテレビ観戦しました。最後、サードゴロを一塁へ送球、アウトの瞬間には涙が出ました。

自分の力を信じて、みんなを信じて投げたという3連投の上野投手もすごいし、ピンチにも落ち着いて、がっちり守りきった守備もすごい。チームみんなで勝ち取った金メダル。表彰式ではみんな充実したいい表情をしていて、とてもさわやかな気持ちになりました。

本当におめでとう。そして、感動をありがとう。

さてさて、オリンピック観戦は、同時に中国語の勉強もできて一石二鳥です。(^-^)v

日本が活躍した競技をあげると

ソフトボール 塁球(lei3qiu2)
野球     棒球 (bang4qiu2)
サッカー   足球 (zu2qiu2)
バドミントン 羽毛球 (yu3mao2qiu2)
バレー    排球 (pai2qiu2)
ビーチバレー沙灘排球 (sha1tan1 pai2qiu2)
レスリング  摔跤 (shuai1jiao1)  ※摔も跤も「転ぶ」の意味

漢字をみると、なるほどなーと思いませんか。

「女子足球」(女子サッカー)は略して  女足
「女子排球」(女子バレー)は       女排

となります。日本語でも、「女バレ」などと省略するので同じですが、いきなり「女足」という漢字をみたら、普通の日本人だったら、「女の足」と思ってしまうかも。でも、中国語では足は

くるぶしから下は 脚jiao3
くるぶしから上は 腿tui3

と言います。

その他の競技では、

陸上     田径 (tian2jing4)
新体操    芸術体操 (yi4shu4 ti3cao1)
近代五種  現代五項(xian4dai4 wu3xiang4)
水泳     游泳 (you2yong3)
シンクロナイズドスイミング 花様游泳 (hua1yang4 you2yong3)
トライアスロン  鉄人三項 (tie3ren2 san1xiang4)

漢字を使った競技名であっても、日本語をそのまま中国語で読むと通じないものもあります。私もこの機会にオリンピックのホームページを見て、楽しみながら勉強しています。みなさんもよかったらホームページをみてみてください。

北京オリンピック公式ホームページはこちら

のっぽパンダ

投稿者 panda | 10:03

2008年8月21日

バングラデシュ企業が来日

在日バングラデシュ大使館より、9月2日(火)~5日(金)まで東京ビッグサイトで開催される第66回東京インターナショナルギフトショーに、バングラデシュから10社が出展するとの連絡がありました。

ジュート製品(ハンドバック等)、スカーフ、小物革製品、陶器、各種室内装飾品、その他各種手芸品等約100点を展示されます。

ご関心の方は同ギフトショーのホームページをご参照下さい。ホームページはこちら

のっぽパンダ

投稿者 panda | 11:25

2008年8月20日

「心のビタミン」~心に残ったお話シリーズNo.4

大先輩からメールが届いた。タイトルは「心のビタミン」。

≪苦痛から抜け出す最善の方法は、苦痛のド真ん中を進むこと≫(ヘルマン・ヘッセ)
服用:嫌なことから逃げようとしたとき

≪およそことを作(な)すには、すべからく天に事(つか)えるの心あるを要すべし。人に示すの念あるを要せず≫(佐藤一斎「言志録」)
服用:常時。目に付くところに貼るのが効果的

不思議パンダ

投稿者 panda | 09:27

2008年8月19日

中国吉林省琿春から代表団が来阪

7月31日、中国から吉林省延辺州琿春市(こんしゅんし)の姜虎権代理市長、王金玉副市長が来阪し、「吉林省日本工業園説明会」が開催されました。

吉林省は中国東北地方に位置し、ロシア、北朝鮮と国境を接する省です。昨年末、省政府は琿春市に日本工業園(工業団地)を設置することを認可し、現在、第1期(1平方キロ)の開発が進んでいるそうです。

説明会ではいち早く琿春に進出した小島衣料(本社:岐阜市)の現地法人の方が日本企業の視点で琿春を紹介されました。同社は琿春で婦人服のOEM生産をしており、現在は製品を大連まで約1,300km、約24時間かけてトラック輸送し、大連港から輸出しているのですが、将来的に日本海側の港(ロシアまたは北朝鮮)が利用できるようになれば、琿春が日本から一番近い中国になる、というお話が印象的でした。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 13:33

2008年8月18日

インドの繊維企業約80社が大阪へ集結

今日から大阪商工会議所お隣の「マイドームおおさか」で、「第29回インド衣料品展」、「第19回インド家庭用品展」が始まりました。
(主催:インド貿易振興局、後援:大阪商工会議所ほか)

DSCN1723.JPG
  写真は開会式の様子です。

大阪の恒例イベントとなっているこの二つの展示会が今年はじめて同時開催され、紳士・婦人・子供用衣類、インテリアファブリックなどを展示するインド企業約80社が来阪しています。

会期は20日(水)まで。インドの繊維製品に興味のある方は、ぜひご来場ください~!

展示会の詳細はこちら

のっぽパンダ

投稿者 panda | 09:50

2008年8月14日

海外ビジネス関連のイベント情報を入手するには?

大阪商工会議所では海外とのビジネス交流をはかるため、国・地域別、産業別のセミナーや貿易実務、英語、中国語などの語学講座など、さまざまな事業を行なっています。海外からのお客様をお迎えする表敬訪問もあわせると、年間200回以上にもなります。

こうしたイベントは随時Eメールでご案内しています。参加ご希望の方は、ぜひEメールアドレスをご登録ください。

これまでご案内をお送りしていた方も、「個人情報保護法」により継続受信のお手続きをお願いしています。ぜひお早めにご登録ください。

★登録はこちらから。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 14:11

2008年8月 6日

バングラデシュ・セミナー

先日、国連工業開発庁(UNIDO)東京事務所と大阪商工会議所の共催でバングラデシュセミナーを開催しました。講師は、バングラデシュ投資庁外国投資担当部長のジャラルル・ハイ氏。バングラデシュの経済概況や投資環境についてお話いただきました。

バングラデシュの2000~05年の経済成長率は平均5%超と高い成長を維持。人口は1億3,880万人(2005年)と日本より一回り多く、豊富な労働力を抱えることから、新たな投資先として注目を集めています。

質疑応答は続々と質問が出ました。

(1)現地のパートナーを探すのはどうしたらよいか?
(2)1週間の労働時間、残業の割増率は法律で決まっているか?
(4)宗教に配慮して、工場内にお祈りのための部屋を設けなければいけないというのは本当か?

具体的な質問が多く、バングラデシュに対する関心の高さが伺えます。

以下、簡単にハイ部長の回答を紹介します。

(1)現地のパートナー探しについて、日本語ができるバングラデシュ人から誘われて一緒にビジネスをやると、失敗するケースが多い。その人がパートナーとしてふさわしいか、きちんとしたバックグラウンドを持っているのかどうか、しっかりと確認する必要がある。

これはバングラデシュに限らず、海外でビジネスをする場合によく聞く話です。

同じ日本人であれば、相手の表情、言葉、ニュアンスなど同じ国で育ったからこそ分かる感覚のようなものが働きますが、外国人はそれが通じませんから、日本国内以上に慎重に判断しなければいけませんね。

パートナー探しの相談先としては日本バングラデシュ商工会議所が紹介されました。

(2)労働時間については、残業手当を支払えば問題なし。残業手当について法定の割増率はないということでした。宗教上、金曜日がお休みになるとのお話でした。

(3)バングラデシュ人の信仰は比較的ゆるやかなので、専用のお祈り部屋を設けなくても、例えば食堂などに広めのスペースがあれば、そこで対応できるのではないか。

まだまだ情報が少ないバングラデシュについて、外国投資部門の責任者から直接お話を聞くことができて、大変貴重な機会でした。

バングラデシュについて詳しく知りたい方は、"Bangladesh Investment HANDBOOK"(全 268ページ)のCD-ROMを差し上げます。先着5名様限定。必ず事前にお問合せください。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 18:10


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