2008年7月31日

中国のお酒

陝西省投資環境説明会の終了後、レセプションが開かれました。
陝西省の方は「西鳳酒(シーフォンジウ)」という地元の蒸留酒を持参していました。

陝西省の方は、この西鳳酒は「中国の八大名酒だ」と自慢されるので(笑)、調べてみました。

五粮液(四川省)
古井貢酒(安徽省)
瀘州老窖特曲酒(四川省)
全興大曲酒(四川省) 
マオタイ(茅台)酒(貴州省)
西鳳酒(陝西省) ★
汾酒(山西省)
董酒(貴州省)

これらのお酒は中国では「白酒(バイチウ)」と呼ばれ、日本の焼酎や泡盛に近い味です。アルコール度数は高いもので50~60度。低いものでも30~40度とかなりきつく、お酒が弱い人は、これで乾杯するのはできるだけ避けた方がいいです。私はお酒が弱いので、できるだけ手を出さないようにしています。北京駐在時代は車を運転していたので、それを理由にお酒はお断りしていました。(笑)

商社勤務でただいま中国駐在中の同級生は、宴会で白酒を飲まされ、どうやって帰宅したか覚えていないけれど、朝気付くとスーツを着たままベッドに倒れこんでいた~、帰宅後、手を洗うついでになぜだか携帯電話まで洗ってしまい、水浸しで故障~というようなこともあったそうです。

「乾杯(カンペイ)」は「杯を乾す(ほす)」という字のごとく、全部飲みきるのが中国式の乾杯。大都市では最近は宴会で乾杯を迫られることは少なくなっているようですが、地方によってはまだまだ乾杯合戦は健在。全部飲めない、少しだけ、という時は、「随意(スイイー)」と言いましょう。

お酒を断るよりも、酔いつぶれる方が相手に失礼なのだという割り切りも必要ではないでしょうか。

<参考>
創元社編集部『最新・中国がわかる本』創元社、 2005年
田中修『新中国事情』大蔵財務協会、2001年

投稿者 panda | 09:15

2008年7月17日

日中韓産業交流会終わる

大阪は、これまで新しい製品・サービスを数多く生み出し、なかには世界的に広がったものも少なくありません。カップラーメンやプレハブ住宅などはその一例です。

こうした新しいものに挑戦する風土と高い技術力を持つ大阪の企業が、今後大きな可能性をもつ宇宙関連ビジネスや技術開発に取り組むことで、大きな未来が拓けるものと期待されます。

そこで今回の日中韓産業交流会では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とともにブース出展し、JAXAによる企業への技術移転や共同開発事例を紹介しました。ロケットの模型や部品、宇宙食等の展示もあり、沢山の方が興味をもって、ブースを訪れてくださいました。ありがとうございました!

P1020427.JPG

<大阪商工会議所/JAXAブースの様子>

交流会前日、地下鉄中央線に乗ると、すべての中吊り広告が日中韓産業交流会のポスターでした。
壮観でした~!

DSCN1257.JPG

<地下鉄中央線の車内にて>

交流会は3日間で約6000人が会場を訪れ、日中韓の出展企業と商談を行ないました。この交流会が新しいビジネスのきっかけとなることを期待しています。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 17:44


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