2008年1月28日

「国語接待」

初めて香港へ旅行した1992年春。留学中の友人が紹介してくれた安ホテルのチラシには「国語接待」とありました。「国語」は中国語(北京語をベースにした標準語)、「接待」は応対。ホテルの係員が標準語で対応できますよ、ということです。香港で日常的に使われているのは広東語。当時の香港では、標準語が通じるというのが売りになるくらい標準語は通じなかったのですが、今はずいぶん通じるようになりました。ジャッキー・チェンも最近は流暢な北京語をしゃべっているので、今ならお話ができます(機会があれば・・・)。

言葉にとどまらず、香港の街を歩くとあちこちに「人民元歓迎」の看板が目に入ります。中国からの観光客のお買い物パワーはすごいようですから、ビジネスチャンスを逃すわけにはいかないですね。2007年1月には人民元と香港ドルの対ドル為替レートが逆転。香港もどんどん変わっていきます。

投稿者 panda | 09:50

2008年1月23日

中国語イロイロ

今回から、のっぽパンダが中国語を勉強しながら感じたことを何回かに分けて、書いてみたいと思います。

私は大学で中国語を勉強し始めました。初めての中国語の授業。担任の教授が中国語学科を選んだ理由を学生に質問しました。

「ジャッキー・チェンと話ができるようになりたい。」と言った同級生に、教授は「ジャッキー・チェンは広東語。私たちが勉強するのは標準語なので、通じません。」 とばっさり・・・。

中国には、北京語がベースになった標準語のほかに、上海語、広東語などの方言があります。例えば「日本人」は、同じ漢字を使っていても、北京語では「リーベンレン」、上海語では「サパニン」、広東語では「ヤップンヤン」と全く読みが異なります。訛っているというレベルではなく、全く通じません。もちろん訛りもあって、地方へ行くと、標準語だけどものすごく訛っていて、聞き取れなくて困ったこともありました・・・。

中国は面積で日本の26倍、人口は10倍以上、民族は56。気候も、発展段階も違えば、言葉も違う。多様で複雑。

それに比べれば、日本は比較的均質な社会ですから、中国で日本と同じように考えるのは間違いのもと。そうは言っても、日本で生まれ育った日本人としては、つい無意識に日本と同じように考えてしまうのは無理もないですよね。私たちにできることと言えば、中国のことを深く理解して、「中国は複雑多様なのだ」と肝に銘じて、あらゆる可能性を吟味しながらものごとを進めるよう、自らを訓練することではないかと思います。こうした中国ビジネスの心得は、毎月10日・25日にお届けしている機関紙『大商ニュース』に「中国ビジネス心得十カ条」を連載中ですので、ぜひご覧下さい~。

中国語に話を戻すと、母校では当時、3回生から選択授業で広東語がありました。私も受講したのですが、広東語は発音が難しいうえに、週1回の授業では身につかず、1年だけでドロップアウトしました・・・。北京語で4つあるイントネーション(四声・しせい)が、広東語では6つもあるんですよ。今でもわずかに覚えているのは、自分の名前の発音と、えびシュウマイとか、チャーシューまんとか、食べ物関連の単語がいくつか・・・。興味のあることは覚えられるんですね。(^_^;)

のっぽパンダ

投稿者 panda | 14:55

2008年1月15日

中国少数民族の舞踏ショー

今日から始まった中国少数民族商品博覧会では、会期中毎日、少数民族による舞踏ショーが予定されています。

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演じるのは、中国民族大学で踊りを専門に学ぶ14名のダンサーです。今日のショーをみましたが、華やかな踊りや騎馬を思わせる迫力ある踊りなど、楽しめました。ご来場の際には、ぜひ足を止めてご覧下さい。

★少数民族舞踏ショー 演目
  「奔騰」  蒙古族男子舞踏
  「扇子舞」 朝鮮族女子舞踏
  「天山歓歌」ウイグル族舞踏
  「揺手舞」 土家族女子舞踏
  「象帽舞」 朝鮮族男子舞踏
  「五彩雲霞」イ族女子舞踏
  「牛背揺籃」チベット族三人舞踏
  「錦綉中華」民族群舞踏

DSCN1015.JPG

会場では皆様の商談をサポートする通訳スタッフもおりますので、お気軽にご来場下さい。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 15:32

2008年1月11日

中国少数民族博覧会

来週15日(火)~18日(金)まで、日本初の中国少数民族商品博覧会が大阪で開催されます。この博覧会には、中国の56民族が集結し、少数民族の文化を紹介するほか、民族色豊かな商品が数多く展示される予定です。

中国の56民族のうち、漢民族と比べると他の55民族は人口が少ないため「少数民族」と呼ばれています。2000年の人口調査によると少数民族の人口は1億643万人です。

中国国内でもめったにないユニークなイベントです。新しい商材発掘の場としてぜひこの機会をご活用ください。皆様のご来場をお待ちしております!

■開催期間:2008年1月15日(火)~18日(金) 9:00~17:00

■会 場 :マイドームおおさか 2階展示場

■展示商品(予定):ニット・衣料品、靴・帽子、お茶、健康食品、
     工芸品、美術品、陶磁器、文化・スポーツ用品、観光関連など

■同時開催:
 ・少数民族舞踏: 15日(火)11:00~12:00、14:00~15:00
             16日(水)・17日(木)10:30~11:30、16:00~17:00
            18日(金)10:30~11:30、14:00~15:00
 ・中国少数民族地域投資セミナー: 16日(水)14:00~16:00
 ・中国人材交流セミナー: 17日(木)14:00~16:00

■入場料 :無料

■主 催 :中国国家民族事務委員会中国民族新聞社、日本東方文化藝術交流センター
■共 催 :大阪商工会議所、日中経済貿易センター、大阪中小企業・零細事業者団体連合会
■協 力 :中民国際経済合作公司、丸正通商株式会社

■お問合せ:中国少数民族(日本)博覧会事務局
       電 話 06-4396-8331 FAX 06-6631-8983

のっぽパンダ

投稿者 panda | 13:05

2008年1月 7日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。2008年初めての更新です。

年末年始はいかがお過ごしでしたか?家でのんびりされた方、帰省された方、旅先でお正月を迎えた方、色々ではないでしょうか。

大晦日から元日にかけては猛烈な寒波が流れ込んだ影響で本当に寒かったですね。あまりの寒さに、外を歩くと涙がにじみました。冷え性なので冬はつらいです。(>_<)

そんな私がこの冬購入したあったかグッズは、恥ずかしながらの腹巻(!)と湯たんぽです。子どもの頃はおなかを冷やすといけないというので、毎晩着せられていた腹巻。大人になってしてみると、これが暖かい!しかも素材はこの間に進化していて、薄くても暖かい発熱素材。すっかり手放せなくなってしまいました。

もうひとつの湯たんぽも自然な暖かさがいいですね。(ただし、低温やけどには要注意です~。)足先が冷えないだけで体感温度がぐっと上がる気がします。その分、ストーブの設定温度は下げて。

今年から京都議定書に定められた温室効果ガス削減義務付けの期間が始まりました。京都議定書で日本は2008~2012年の5年間に1990年比で温室効果ガスの排出量を6%削減することを約束していますが、いまのところは削減どころか逆に排出量が増えてしまっています。

特に家庭部門からの排出が増えているということなので、1990年に我が家になくて今は普及したものを考えてみました。

・大画面テレビ
・パソコン(インターネット普及前。ワープロの方が多かったですね)
・携帯電話(持っている人はごくわずかでした。自動車電話というのもありましたね)
・食器洗い乾燥機(水道の使用量は削減されたようです)
・温水洗浄便座(もう今となっては手放せません)

いくら家電製品の省エネ化が進んでも、家電の数が増えれば全体として省エネは進まない、ということでしょうか。

昨年は、ゴア元米副大統領が環境問題に対する啓蒙に貢献したとしてノーベル平和賞を受賞しました。今年7月に開催される北海道洞爺湖サミットでも環境・気候変動問題が取り上げられることになっていて、環境問題に対する関心は高まっています。一人一人ができることは小さくても、できるところからエコ生活をしていきたいなと思います。

と、なにやら話題が腹巻からずいぶん飛躍しましたが、本年もパンダ日記をどうぞご愛顧ください。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 14:36


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