2015年5月 1日

「バリアフリー展」&「ATCエイジレスセンター」に行ってきました!

4月16日(木)~18日(土)にインテックス大阪で開催されていた
総合福祉展「バリアフリー展」に行ってきました。

バリアフリー展.jpg

365社・団体が出展する西日本最大級の総合福祉展で、
車椅子や介護ベッドなどのお馴染みの機器だけでなく、
介護用のロボットや自動車、住宅や食品まで、多様な
製品・サービスが展示されていました。

会場内の様子.jpg

あるブースでは、中国向けの病床用マットレスを
出展していて、日本向けとの違いを尋ねると、
中国では日本よりも固いものが好まれるそうです。
実際に触ってみるとかなりの固さでしたが、固くても
体重をうまく分散させ、床ずれを防ぐ仕組みになっているのだとか。

マットレス.jpg

日本の製品やサービスを、海外のニーズに合わせて
うまくアレンジしている姿を垣間見ることができました。

展示会に先立って訪問した介護・福祉関連の
常設展示場「ATCエイジレスセンター」では、
健康福祉機器を実際に体験することができ、
なかでも目を引いたのが、セラピー用アザラシ型ロボット
パロ」でした。

パロ.jpg

センサーや人工知能の働きで、人間の呼びかけに反応し、
抱きかかえると喜んだり、豊かな感情表現で心を癒す効果があり、
アメリカでは医療機器として承認され、自閉症の子どもたちや
認知症の高齢者などのセラピーに効果を上げているそうです。

今年の「バリアフリー展」はすでに閉幕しましたが、
「パロ」をはじめ、同展に出展されていた多くの製品は
「ATCエイジレスセンター」で見学・体感でき、事前予約すれば
スタッフさんに館内を案内していただくことも可能です。

バリアフリー製品は、一般の健康な人にとっても
使いやすく、心地よいものが多いうえに、徹底したユーザー目線で
施された工夫の数々に、製品開発のヒントをもらえるかもしれません。

介護事業者の方もそうでない方も、一度ATCを訪れてみては
いかがでしょうか?


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投稿者 panda | 12:54


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