2013年5月21日
綏芬河総合保税区での商品展示プロジェクト
中国東北地域でのテストマーケティングの機会のお知らせです。
公益財団法人環日本海経済研究所(ERINA)より、
同研究所が今年度実施する助成事業、
「日本海側諸港湾を利用した中国東北地域への貿易ルート構築支援事業」の
ご案内をいただきました。
ロシア沿海地方との国境に位置する中国・黒龍江省 綏芬河(すいふんが)市の
総合保税区において、日本製品を展示することで、
(1)ロシア極東地域を経由した中国東北地域との貿易・物流の活性化
(2)中国東北地域における「Made in Japan商品」の販路拡大
をはかるものです。
綏芬河は日本ではまだ馴染みの薄い地名ですが、
中国の対ロシア貿易の15%を占める、中ロ貿易の最前線で、
ロシアから買い出しも含めて、年間60~70万人が訪れているそうです。
ロシア人観光客でごったがえす駅 出所:『綏芬河・国際商貿旅遊名城』
現在、現地で活躍するビジネスマンのほどんどは、
台湾人、香港人、韓国人、中国国内では浙江人で、「日本の存在感は薄い」と話すのは、
本事業を担当するERINAの佐藤尚・経済交流部長。
今後の展開のために、展示品搬入後は、中国/ロシアバイヤーによる
引合い情報も収集し、できる限り出展者にフィードバックされる予定です。
展示料は無料。
展示品の国際輸送は、助成事業につきERINAが負担。
商品を提供する企業が負担するのは、
(1)指定倉庫(新潟県)までの国内輸送費
(2)輸出手数料
(3)ロシア語への翻訳費用等です。
申込締切は2013年6月7日(金)。
ご関心の方は詳細を下記ファイルにてご確認ください。
綏芬河総合保税区での商品展示プロジェクト概要(PDF)
展示品申込書(EXCEL)
<お問合せ>株式会社アルゴナフト 担当:長谷川氏 電話025-272-8870
のっぽパンダ
投稿者 panda | 14:59
2013年5月15日
モンゴル新総領事着任ご挨拶
4月12日、着任ご挨拶に来られたチョナイ・クランダ・在大阪モンゴル国総領事を
佐藤会頭がお迎えしました。
日本への留学経験もおありの総領事は流ちょうな日本語でお話されました。
1990年代、モンゴルの経済が低迷していた時期に日本のODAが役立ったこと、
特に老朽化した旧ソ連製設備の故障により頻繁に停電が起きていたものが、
日本のODAにより改修され、状況が改善されたことなどをご紹介いただきました。
現在、モンゴルの首都・ウランバートルと日本の定期便は、成田へ週2便、
関西空港へは夏のみ臨時便が飛んでいますが、
ウランバートルからインチョン(韓国)へは毎日、北京(中国)は1日2便も
飛んでいるそうです。
日本・モンゴルの経済連携協定(EPA)締結交渉も、3月の安倍首相のモンゴル
訪問により今後加速化することが予想され、締結の暁には2国間の経済交流も
一層深まることが期待されます。
クランダ総領事(左)と佐藤会頭(右)
※関連記事 モンゴル総領事着任ご挨拶
のっぽパンダ
投稿者 panda | 15:32