2007年12月26日
年末モード
この冬は暖かいので、御堂筋の銀杏並木の黄葉は12月中旬まで楽しめました。私が御堂筋を歩いた時には一番の見ごろは過ぎていましたが、落ち葉がまるで黄色い絨毯のようで、とてもきれいでした。
さて、クリスマスも終わりましたね。今年ロンドンからアメリカ（NY)に引っ越した友人が、「ロンドンでは普通にMerry Christmasと言っていたけど、アメリカでは多様な宗教に配慮して、Happy Holidayと言う。イギリスとアメリカもずいぶん違う。」とメールで教えてくれました。日本ではあまりこだわりなく「メリークリスマス」と言っていますから、多様性に配慮するとはこういうことなのかーと勉強になりました。
今年も残すところ、あとわずか、年末モードです。来年はいよいよ北京オリンピックが開催されます。開催が決まった頃は2008年なんてものすごく遠いことのような気がしていましたが、もう来年です。何だか１年１年過ぎるのがどんどん速くなっていくように感じられます。
残り少ない2007年、風邪など引かず、元気に過ごしたいですね。どうぞよいお年をお迎え下さい。
※大商は12月29日～1月3日休館します。
のっぽパンダ
投稿者 panda | 12:01
2007年12月19日
いま、あらためて問う「中国ビジネス」
中国ビジネス支援室では相談が1000件を超えたのを機に、小冊子「いま、あらためて問う『中国ビジネス』」（B5版・22頁）をとりまとめました。
最近の相談の傾向や事例（10件）を紹介しているほか、中国との取引を行なう際の「心得十カ条」をまとめています。「十カ条」に書いていることは、どれも当たり前と言えば当たり前なのですが、ご相談をお受けしていると、当たり前のことを実行するのは簡単ではないと感じます。
小冊子は大阪商工会議所の会員には無料でお配りしています。ご自身の勤め先が会員かどうか分からない場合は、すぐにお調べできますので、お気軽にお電話ください。
ただいま、機関紙「大商ニュース」にも中国ビジネス心得十カ条を連載中です。ぜひそちらもご覧ください。
★「いま、あらためて問う『中国ビジネス』～事例紹介と中国ビジネス心得十カ条」
概要・配布方法はこちら
のっぽパンダ
投稿者 panda | 10:48
2007年12月17日
中国ビジネス相談
2003年4月、国際部のなかに「中国ビジネス支援室」を開設しました。2007年9月までにお受けした中国ビジネス相談は累計で1,200件を超えました。平均すると1年で約270件、営業日で考えれば、ほぼ毎日ご相談があります。
予約なしに来所された場合、他のご相談のお客様がいらっしゃったり、スタッフが外出していて対応できないこともあります。ご相談に来られる場合は、事前の予約をお願いします。相談予約は電話、Eメール、FAXいずれでも構いません。ホームページからもお申し込みいただけます。（お急ぎの場合は電話でご確認をお願いします。） 身近な相談窓口としてぜひご利用ください！
のっぽパンダ
投稿者 panda | 11:11
2007年12月13日
中国繊維業界ウェブサイト
大阪商工会議所繊維部会（部会長＝森下富雄・ボナビ相談役）は、１０月２６～２９日、中国・杭州へ繊維関係展示会視察・商談グループを派遣しました。杭州は中国でも有数の繊維産地の一つで、絹製品製造の中心地です。今回は、国際レディースファッション展示会・シルク博覧会の開催にあわせて訪問しました。
現地で入手した出展者カタログ（Directory）に、中国の繊維関係の専門ウェブサイトが紹介されています。中国の繊維産業の情報収集にご活用ください。
★テキスタイル
中国紡織網 China Textile Network
★アパレル
中国服装網 China Apparel
中国休閑服装網 （休閑服装＝カジュアルウェア）
のっぽパンダ
投稿者 panda | 09:10
2007年12月11日
中国の企業所得税法実施条例公布
12月4日のブログでご紹介した中国の「企業所得税法実施条例」が公布されました。
中国語のみですが、ご関心の方は下記からご覧下さい。
企業所得税法実施条例（全文） （国務院令 第512号）
国務院法制弁公室、財政部、国家税務総局へのプレスインタビュー
投稿者 panda | 16:47
2007年12月10日
中国広東省仏山市順徳区
先月、中国広東省仏山市順徳区の投資促進局の方が来所されました。
仏山市は広東省の省都・広州に隣接する工業都市です。特に順徳には、美的（Media）、科龍（KELON）、格蘭仕（ギャランツ、Galanz）など中国を代表する大手家電メーカーが拠点をもっているほか、機械、金属、塗料、家具などの産業が集積していること、アクセスは香港から高速船（1日6往復）で約2時間、広州からは高速道路で1時間程度と便利であること、などが紹介されました。詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
★順徳区投資促進局 （中国語、日本語、英語、韓国語）
広東省を含むいわゆる「華南経済圏」については、日本貿易振興機構（ジェトロ）の機関誌『ジェトロセンサー』の今月号に、特集「変わる華南のビジネスモデル」として、加工貿易の制度変更や、珠江デルタから省内周辺部への産業移転の動き、中国国内販売を強化しつつある華南進出企業の事例紹介などがあり、参考になります。閲覧ご希望の方は国際部までお越し下さい。（雑誌の保存期限は１年です。）
のっぽパンダ
投稿者 panda | 11:24
2007年12月 7日
貿易部会 大阪港見学会報告（後編）
午後は、山九株式会社より「通関手続きと流れと注意点」についてご説明いただいた後、バスでC-7コンテナターミナルへ移動し、コンテナヤードと流通センターを見学しました。
流通センターでは、コンテナから貨物を出す作業（デバン）を間近で見せていただきました。混載貨物の場合は伝票とつき合わせて、お客様ごとに段ボールの仕分けをしていきます。間近にみると、作業をする方に分かりやすく表示をしておくことは、作業効率アップに大切だと分かります。
こちらはコンテナヤードです。船からガントリークレーンでコンテナをおろしているところ。すごい迫力でした。
参加者からは、「普段見ることのできない現場をみて貴重な経験になった」「実務をしながら疑問に感じていたことが分かった」「明日からの仕事が変わると思う」などご好評をいただきました！
次回開催の際には、いただいたご意見・ご感想をもとに、プログラムをさらに改善していきたいと思います。
今回の見学会開催にあたり、全面的にご協力いただきました大阪市港湾局ならびに山九株式会社のみなさま、見学のためにお仕事を中断してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
こんな活動に参加したいという方、まだ大阪商工会議所にご入会いただいていなければ、ぜひ入会のうえ、部会は「貿易部会」にご登録ください。
のっぽパンダ
投稿者 panda | 10:28
2007年12月 6日
貿易部会 大阪港見学会報告（前編）
11月21日、貿易部会の大阪港見学会を開催しました。見学会の数日前はずいぶん冷え込んだので、当日はお天気を心配しましたが、気持ちのよい青空のもと実施できました。
午前中は、大阪市港湾局より大阪港の港湾施設についてご説明いただいた後、広報船「夢咲（ゆめさき）」に乗り、1時間ほど海から港湾施設を視察しました。
大阪に住んでいても、貿易に携わっていても、港に行く機会はあまりありませんよね。港湾施設の整備状況について説明をお聞きしながら、船からコンテナの積み下ろしをしている様子や、中国向けに輸出される鉄のスクラップの山などを見ました。
この広報船「夢咲」は大阪港振興協会に申し込むと大阪港の見学に利用できるとのことでした。社内研修などでご利用いただくのもよさそうです。（資料費として1団体1航海につき1万円が必要です。）
のっぽパンダ
投稿者 panda | 09:30
2007年12月 4日
中国の新・企業所得税法
昨日、中国国家税務総局税収科学研究所の訪日団メンバーを講師に迎えて、「中国税制セミナー」を開催しました。セミナーでは、中国の環境・省エネルギー関連の政策・税制に関する講演のほか、来年（2008年）1月1日に施行される中国の新・企業所得税法についても言及されました。
施行まで１ヶ月と迫っているものの、まだ発表されていない企業所得税法の細則（実施条例）について、細則の草案が11月28日開催の国務院常務会議において審議されたこと、その結果をふまえ草案を修正したうえで国務院から正式に公布されること、前例にならえば公布には２週間程度かかる見込みであること、などのお話がありました。（中国国内では、この草案は「原則承認」されたと報道されています。）
セミナーではこのほかに、外資優遇税制の経過措置、内部留保に対する課税、増値税還付率引き下げなど質疑応答も活発に行なわれました。
中国では、企業所得税法、労働契約法など進出日系企業の経営に大きな影響を及ぼすと考えられる法改正が続いています。これからもタイムリーに情報をご提供できるように、事業を企画していきたいと思います。「こんなテーマ・講師で講演会を企画してほしい」というご要望がございましたら、ぜひ事務局までお寄せ下さい！
のっぽパンダ
投稿者 panda | 13:53
2007年12月 3日
横浜探偵物語(3)
さぁ、もう時間がない。お祖父さんの会社のあった場所へ急ごう。
司書にお礼をいうと資料館を後にした。再びタクシーを拾って、住所の番地へ。最初に行ったYMCAとちょうど反対側。そこにあったのはYWCAだった。MとWの違い！まるで、漫才のオチのようだ。思わず笑ってしまった。
マイケルは記念写真をとり、想いにふけっている。「90年前、自分のお祖父さんが、今いるこの場所に会社を興した。異国の地で、笑い、泣き、困難をのりこえ、足跡を記した。」 どんなに想像力をかきたてられるだろう。そこにいたのは、時間にして10分ほど。ホテルへ戻るタクシーの中、3人で喜びを分かち合い、わずか２時間の間に成しえたことの大きさに驚きと感謝を口にした。私たちは本当に「グッド・チーム」だった。
数日後、シカゴに戻ったマイケルからお礼のメールが届いていた。パーティーでの会話が、家族の足跡を訪ねるお手伝いにつながった。突然にふってわいた『横浜探偵物語』はハッピーエンドで幕を閉じた。
不思議パンダ
投稿者 panda | 14:47