2014年10月21日

『日本シルバー産業ダイレクトリ』掲載企業募集

現在、東京で開催中の「アセアン・日本社会保障ハイレベル会合」(会期:2014年10月21~23日、主催:厚生労働省)にて、大阪商工会議所事務局より日本の福祉用具・機器を中心にご紹介することになりました。

昨年度、作成した『日本シルバー産業ダイレクトリ』の掲載企業を中心に13社の製品等をご紹介する予定です。

このダイレクトリーは、日本企業が有する優れたシルバー関連産業の製品・サービス・技術・ノウハウ等を集約し、中国の政府・団体・企業に向けて広く情報発信することを目的として、昨年度初めて発行したもので、昨年度は20社の日本企業をご紹介しました。

今回は昨年度のダイレクトリをベースに、新たに掲載企業を募集しています。
掲載料、翻訳料とも無料です。

中国において御社の製品・サービス等をPRする絶好の機会ですので、ぜひ掲載をご検討ください。

『日本シルバー産業ダイレクトリー(2014)』掲載企業募集案内

★『日本シルバー産業ダイレクトリ(2013)』 

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投稿者 panda | 14:22

吉祥航空~関空から飛び立とう(2)

 今年9月に開港20周年を迎えた関西国際空港。今回は、4月に関空―上海路線を就航した吉祥航空を紹介する。

 上海吉祥航空は、上海均瑶(集団)有限公司(JuneYaoGroup)の全額出資により設立された中国で初めての民間航空会社。チャーター便運航や中国東方航空への出資などを経て設立された上海吉祥航空は、2006年9月に正式に運航を開始した。
  「安全、時間厳守、きめ細やかなサービス」の経営理念のもと、09年7月には国際航空運送協会(IATA)が運営する国際的な運航安全監査プログラム、 IOSAの認証を取得した。安全運航と同時に低コスト構造も追求。創業以降、リーマン・ショックの影響で世界的に航空需要が減少した08年を含めて、毎年 黒字を計上している。
 機内には同社特注の調節可能なヘッドレスト付きのゆったりとした座席を用意。ミドル、ハイクラスのビジネスマンにご満足いただけるように、マナーを重視し、「日常とは異なる思い通りの体験」をスローガンに打ち出している。
 現在、上海を拠点に中国国内主要都市のほか、香港やマカオ、台湾、タイ、韓国などに60以上の路線を運航しており、年間の利用客数は700万人にのぼる。
 今年1月に同社で初めての日本路線として那覇―上海の運航を開始したのに続き、4月には関西―上海線を新規に就航した。
 「上海―関空路線は観光客だけでなく、日本のビジネス需要も見込める有望路線」と話すのは同社の董蔚日本支店長。
 関西発便では、日本人客の好みにも合うよう、日本で調理した美味しい機内食を提供。また、日本就航にあたり、機内販売を開始したほか、日本人キャビンアテンダントの採用を進めており、さらなるサービス充実に取り組んでいる。
 現在、36機のA320シリーズを新規導入しており、今後は15年末をめどに50機まで増強したうえで、段階的に名古屋や羽田、札幌、福岡など、日本の主要都市へも就航し、ネットワーク拡充を目指している。

1.jpg吉祥と上海.jpg

2014年10月10日号大商ニュースより転載

投稿者 panda | 12:51

春秋航空~関空から飛び立とう(1)

 今月4日に開港20周年を迎えた関西国際空港。その関空から中国への就航都市数は21と全国の空港の中で最も多い。今回は、関空から上海、武漢、天津、重慶への4つの路線の直行便が就航する中国初の格安航空会社(LCC)である春秋航空を紹介する。

  春秋航空は2005年、上海に本部を置く春秋グループの傘下に誕生した。母体である春秋国際旅行社は1981年に2平方メートルの事務所からスタート。現 在では、中国で売上高1位の旅行会社までに成長してきた。「自分の顧客を自分で運ぼう」「どなたでも気軽に飛行機を利用できるように」という発想と情熱か ら、春秋航空は発足。以来、親会社の強みを生かしながら急成長を遂げ、今では、エアバスを42機所有し、中国国内56路線、国際17路線を運航している。 中国国内では、「庶民に愛されるエアライン」と呼ばれ、特に利用者の70%以上を占める若者から高い人気を博している。

 春秋航空の日本 への参入 は10年の上海―茨城間の就航で、同社にとって初の国際線就航となった。以来、上海から高松や佐賀、関西と着実に路線を増やし、高品質のサービスとコスト の優位性に、優れた旅行コンテンツも加え、地道に日本での実績を積み上げてきた。関空から上海へのフライトは平日片道3000円で気軽に利用できる。

  今年7月には、訪日中国人の増加傾向と日本国内の潜在的なニーズを見据え、関空から天津と武漢、重慶へと一気に3つの直行便を就航させた。武漢周辺には、 世界遺産武陵源や三国志ゆかりの地、荊州、また重慶周辺にも、世界遺産九寨溝、黄龍、武隆、大足石窟をはじめ、観光資源は豊富。航空券と世界遺産めぐりの 就航記念ツアーは、関西から約360人が参加し、好評を得た。

 春秋航空は今後も、日本政府が掲げる「観光立国実現~インバウンド 2000万人」 に呼応して、日本市場重視の戦略のもと上海、日本(関西空港と成田空港)を拠点に、路線を維持・拡充し、中国国内および東南アジアをつなぐネットワークを 構築し、「フライト+旅行」という強みを生かして商品展開をしていく。

◆運航案内
  <路線>         <運航曜日>
 上海―関空      毎日(月水土は2便)
 天津―関空        火木金日
 武漢―関空        火木金日
 重慶―関空         月水土

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武隆.JPG

重慶周辺にある世界遺産の武隆

大商ニュース 2014年9月10日号より抜粋

投稿者 panda | 12:26


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