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2008年1月23日

中国語イロイロ

今回から、のっぽパンダが中国語を勉強しながら感じたことを何回かに分けて、書いてみたいと思います。

私は大学で中国語を勉強し始めました。初めての中国語の授業。担任の教授が中国語学科を選んだ理由を学生に質問しました。

「ジャッキー・チェンと話ができるようになりたい。」と言った同級生に、教授は「ジャッキー・チェンは広東語。私たちが勉強するのは標準語なので、通じません。」 とばっさり・・・。

中国には、北京語がベースになった標準語のほかに、上海語、広東語などの方言があります。例えば「日本人」は、同じ漢字を使っていても、北京語では「リーベンレン」、上海語では「サパニン」、広東語では「ヤップンヤン」と全く読みが異なります。訛っているというレベルではなく、全く通じません。もちろん訛りもあって、地方へ行くと、標準語だけどものすごく訛っていて、聞き取れなくて困ったこともありました・・・。

中国は面積で日本の26倍、人口は10倍以上、民族は56。気候も、発展段階も違えば、言葉も違う。多様で複雑。

それに比べれば、日本は比較的均質な社会ですから、中国で日本と同じように考えるのは間違いのもと。そうは言っても、日本で生まれ育った日本人としては、つい無意識に日本と同じように考えてしまうのは無理もないですよね。私たちにできることと言えば、中国のことを深く理解して、「中国は複雑多様なのだ」と肝に銘じて、あらゆる可能性を吟味しながらものごとを進めるよう、自らを訓練することではないかと思います。こうした中国ビジネスの心得は、毎月10日・25日にお届けしている機関紙『大商ニュース』に「中国ビジネス心得十カ条」を連載中ですので、ぜひご覧下さい~。

中国語に話を戻すと、母校では当時、3回生から選択授業で広東語がありました。私も受講したのですが、広東語は発音が難しいうえに、週1回の授業では身につかず、1年だけでドロップアウトしました・・・。北京語で4つあるイントネーション(四声・しせい)が、広東語では6つもあるんですよ。今でもわずかに覚えているのは、自分の名前の発音と、えびシュウマイとか、チャーシューまんとか、食べ物関連の単語がいくつか・・・。興味のあることは覚えられるんですね。(^_^;)

のっぽパンダ

投稿者 panda | 2008年1月23日 14:55


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