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2008年09月25日
新型インフルエンザ対策~来るべきパンデミックに備えて
新型インフルエンザの流行が懸念されています。感染爆発(パンデミック)が起こった場合、社員やその家族を感染からどう守るか、事業継続のために海外の拠点や取引先との関係をどうするかなど、企業として検討すべき事柄は多くあります。
そこで大阪商工会議所では9月3日に国際ビジネス実務セミナー「来るべきパンデミックに備えて ~事業継続マネジメントと海外拠点の衛生管理~」を開催し、多くのご参加を得ました。
現在、世界の新型インフルエンザは、「ヒト-ヒト感染は無いか、または極めて限定されている」とされる「フェーズ3」にありますが、次の段階、「ヒト-ヒトへの新しい亜型の感染が確認されているが、感染集団は小さく限られている」という「フェーズ4」になると政府に対策本部が設置され、フェーズ4地域からの出入国者の自粛や検疫体制の強化が図られることになっています。
厚生労働省のホームページには、事業所・職場における対策ガイドライン(2007年3月策定)が掲載されており、その改定版が今秋にもとりまとめられる予定になっています。
ホームページには、個人でできる対策についても紹介されていて、マスクやゴーグルなどの感染防止のための物品や、不要不急の外出を避けるために最低限(2週間程度)の食糧・日用品等を準備しておくことが推奨されており、早速、私も少しずつ準備を始めました。
保存食を買いに行くと、おなじみのカンパンや缶詰のほか、レトルト食品、お水を入れるだけで食べられるごはんやお餅、アツアツが食べられるよう燃料も一緒になったものなど、色々な種類があって、味のバラエティや、保存年限、値段を考えながら選びました~。
災害心理学には、日々平穏な生活を送っていると、それがずっと続くものだと思ってしまう「正常性バイアス」という考え方があるそうです。火災報知器がなったけど、どうせ誰かのいたずらだろう、機器の誤作動だろうと思って逃げなかった、誰しもそんな経験はあるのではないでしょうか。
何事も起こらず、平穏な生活が続いてくれればそれがいちばんですが、ここは「正常性バイアス」を取り去って、万一に備えておきたいものです。
厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報はこちら。
のっぽパンダ
投稿者 panda | 2008年09月25日 13:25