2008年06月28日 09:09

りょく吉君は散歩好き。

毎日ネクタイ締めて、えっちらおっちらと短い足を繰り出して歩いています。
さすがに最近は暑さに耐え切れず電車が増えてきましたが、気持ちよい天気であれば梅田から大阪企業家ミュージアムへ、30分の道のりを歩きます。

お初天神の蚤の市(毎月第一・第三金曜日)、老松通り、中ノ島公園(今は工事中)、生駒ビルヂングや青山ビルなどレトロな概観を残すビルを見ながら、うろうろ歩いていきます。

さて、りょく吉君、いつも歩くところを歩いているのに、こんなものあったかなーと悩むことが多々あります。
心配性なりょく吉君は、脳みそがとうとういかれたか・・・と心配になります。
こんな時に過去に見たものを外部メディアに蓄積し、これをスキャンして比較できれば便利なのにと思います。自分の見たものを全て記録蓄積することは、カメラの小型化とメディアの進化による蓄積可能情報量の増加を考えれば、早晩実現可能だろーな、その利用方法としては・・・などと考えます。

そんなことをボーと考えながら歩いていると、


・・・・・こけます。

骨の弱いりょく吉君、こけたついでに骨も折ってしまいます。

ケガの絶えないりょく吉君、人間もプラナリアのように再生できればいいのにと考えます。

プラナリアは、体が半分に切られても各々復元して2固体になるそうです。
となると、記憶はどっちにも継承されるのだろうか?脳みそのあったほうだけ記憶があるなら、脳みそのないほうから再生した体は白紙状態なのかなーなどと考えます。

そんなことを日々考えながら歩いているりょく吉君ですが、大阪企業家ミュージアムに棲息するようになって反省中です。

考えるだけでは、なんにもなりません。

企業家のパネルの顔に囲まれ、行動力、創意工夫、発想などを知るにつけ、りょく吉君、縮こまって頭をたれるばかりです。

口癖が「めんどうくさい」のりょく吉君。
とりあえず、この口癖をいうのをやめることにしました。

りょく吉

投稿者 museum | 09:09

2008年06月18日 16:13

レジスターファンは必見!

神戸、流通科学大学にある「中内功記念館」「流通資料館」を訪問しました。

流通科学大学は、大阪企業家ミュージアム展示企業家のひとりである中内功氏(ダイエー創業者)が設立。中内功記念館は流通科学大学創立10周年を記念して1997年にオープンしました。
あお吉、「見学してみたい!」と思いながらも、なかなか足を運べなかった施設です。

魚は魚屋さん、野菜は八百屋さん、お肉は肉屋さん・・・、といった既成概念を打破し、わが国にスーパーマーケットを定着させた中内氏。

この記念館では、年表や映像資料、ゆかりの品の数々を通して、「流通革命とは何なのか」「何が中内氏を流通革命に駆り立てたのか」流通革命に生涯をかけた中内氏の信念や情熱を感じることができます。


そして、流通資料館では、1957年、大阪市旭区の千林商店街にオープンした「主婦の店ダイエー薬局(ダイエー1号店)」の入口の様子を再現。また、中内氏が収集した1880年台以降のレジスター77台を一同に展示しています。

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▲ 真鍮製のアンティークレジスター

どのレジスターにも凝った装飾がほどこされています。館長さんのお話を聞くと、「当時、レジスターは看板であり、お店の信用のあかしだった」とのこと。これは、まさに芸術品!レジスターファンは必見です。

私にとってキャッシュ・レジスターの響きは、この世の最高の音楽である。

〔中内功著「わが安売り哲学」まえがき〕

館長さんは、
「この音こそ消費大衆の支持の証拠だったのです」
と語ってくださいました。

中内功記念館流通資料館とも、事前予約制で見学が可能です。

あお吉

投稿者 museum | 16:13

2008年06月11日 15:47

数字の「八」

6月5日、めでたく八年目に突入した大阪企業家ミュージアムですぅ♪、

さて、「三神たけるのお伽秦氏」(2003年5月5日付)によると、日本の神社の名称に使われる数字は「八」がダントツだそうな・・・
「思いつくだけでも、八幡神社、八坂神社、八雲神社、八重垣神社、八王子神社、八柱神社、八街神社・・・など、非常に多い。神様の名称としても、八矛大神、八束大神、八大竜王・・・があり、そもそも日本の神々は八百万の神々という。」と書いてあったのですが、なぁ~るほど!!ですね。

「八百万の神」というように、「八」という数字には「たくさん」というイメージがあります。江戸時代、大阪は「八百八橋」、江戸は「八百八町」といいますが、いずれも橋が多い、町が多いという例えになります。

また、「八」は、その形から日本や中国では「末広がり」を意味する幸運な数とされています。なので、自動車のナンバープレートとしても人気があり、「八」のぞろ目はすべて抽選対象だそうです。

というわけで、
なにかと縁起のいい「八」年目を迎えた大阪企業家ミュージアム、
これからも「たくさん」「末広がり」でお客様にいらしていただけますように・・・★

あか吉

投稿者 museum | 15:47

2008年06月10日 17:44

就職活動 ~内定先は「親」で変わる!?~

梅雨の晴れ間。

あお吉、自転車で企業訪問に行ってきました。

大阪企業家ミュージアムが毎年実施している「大学生のための仕事を考えるセミナー」。
講師をつとめていただいている【就活ワークス】の神瀬邦久さんのもとへお邪魔し、今年度のセミナーの打ち合わせをしてまいりました。

さて、神瀬さんにお伺いしたお話、

「売り手市場」、「採用氷河期」といわれ、就職活動が楽になったと思われているが実際は違うんです。
企業は採用のレベルを下げていません。
6月23日に面白いセミナーをするので、あお吉さんも良かったらどうぞ!

ふむふむ。。。
最近の就職活動って、そんなことになってるんですか!!

親として、子どもの就職活動を見守るのは、何年も先の話ですが、興味のあるテーマです。
月曜日はミュージアムお休みなので、ふらりと行ってみようかなー。

あお吉

投稿者 museum | 17:44

2008年06月05日 09:46

今日は何の日?

7年前の今日、2001年6月5日、大阪企業家ミュージアムがオープンしました。

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6月5日といえば、井原西鶴が住吉大社において大矢数俳諧の興行にて一昼夜ぶっ通しで23500句を詠んだそうです。

西鶴43歳。なんというエネルギー。

大阪企業家ミュージアムも西鶴のエネルギーにあやかり、今年は23500人の来館者を目指し・・・たいなー・・・
(参考:昨年は14972人にご来館いただきました。ありがとうございました)

りょく吉

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今日で、大阪企業家ミュージアムが8年目に突入しました。

「8」は「八」で末広がりの意味があります。
これからも、末広がりでたくさんのお客様がいっらしゃいますように・・・・

招き猫3きょうだい、がんばるゾ!

あか吉

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6月5日は、招き猫3きょうだいの誕生日でもあります!
誕生日プレゼントなど、お気遣いなく。
(ちなみに、カツオブシのほか、甘いものも大好きです♪)

あお吉

投稿者 museum | 09:46

2008年06月04日 14:47

オススメ新着図書のご案内

梅雨ですねぇ~。

日が長くなり。通り雨が降り。
一日一日、夏の訪れを感じる今日この頃。

さて、新着図書の山の中に興味深い書籍を発見しました。

「鰹節(上巻・下巻)」社団法人日本鰹節協会
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▲ 堂々たる装丁。1巻あたり700ページ以上あります。

鰹節が好物の招き猫3きょうだい。ページをめくる前から胸が高鳴ります。

序文には、
「鰹節関係者ばかりではなく、広く一般の方々が鰹節の正しい知識と理解を得るための手引きとして編纂されたもの」
とあり、日本鰹節協会さんの意気込みがひしひしと伝わってきます。

鰹節の歴史をさかのぼると、
 ・縄文時代にカツオを食べた人たちは、圧倒的に東日本に多かった。
 ・大宝律令の時代、税として物納されていた。
 ・仏教伝来以降、殺生禁止が厳しく、「木片」として売買していた。
などなど、「へぇ~」と感心することしきり。

かつおぶしファンの皆様には必読の書です。
近日中に開架いたしますので、お楽しみに♪

あお吉

投稿者 museum | 14:47