2018年12月20日 08:49

2月7日、講演会「五代友厚と堂島米市場」を開催します!

こんにちは、あか吉です。
12月も半ばを過ぎ、2018年も残りあとわずか。振り返ると、6月の地震や9月の台風など自然の脅威を身近に感じた一年でした。来年は穏やかに過ごせるよう心から祈っています。


さて、師走の街を歩くと其処此処にクリスマスのイルミネーションが飾られ、自然と気持ちがウキウキします♪ 2025年の万国博覧会開催も決定し、大阪全体が一段の賑わいをみせていますね♪♪


賑わいといえば、江戸時代末期、「天下の台所」として繁栄した大阪の賑わいを彷彿させるモニュメントが今年の10月24日、大阪堂島に出現しました! 皆さん既にご覧になりましたでしょうか。

DSCN3592.jpg

何ともシンプルな白い物体!何を表わしているかお分かりですよね。
お米です!

江戸時代、中之島界隈は各藩の出先機関である蔵屋敷が集積し全国各地からお米をはじめとする物産が集まり、まさに「天下の台所」として機能していました。特に、1730年に設立された「堂島米市場」は世界初の先物市場として有名です。

大阪商人の先見性と往時の賑わいを広く内外にPRしようと、大阪取引所さんがこのモニュメントを設置されました。「一粒の光」と名付けられたこのモニュメントは,大阪出身の日本を代表する建築家・安藤忠雄さんがデザインされました。シンプルで素敵ですね。

さて、大阪企業家ミュージアムでは、大阪取引所さんとの共催で、来年2月7日、その堂島米市場の繁栄から、五代友厚が牽引した大阪経済の近代化をテーマに講演会「五代友厚と堂島米市場」を開催します。
講師には、今話題の著書『大坂堂島米市場~江戸幕府vs市場経済』で、躍動する市場経済と統制に動く幕府との格闘の歴史を描いた、神戸大学経済経営研究所准教授の髙槻泰郎先生をお招きします。必聴の価値ありです! ぜひご参加いただきますようご案内いたします。

五代友厚と堂島米市場~堂島米市場の繁栄から大阪経済の近代化をひもとく~
日時    2019年2月7日(木)15:00~16:30(質疑応答含む)
場所   大阪企業家ミュージアム
テーマ  五代友厚と堂島米市場 ~堂島米市場の繁栄から大阪経済の近代化をひもとく~
講師    神戸大学経済経営研究所准教授 髙槻泰郎 氏
参加費   無料
定員   40名(先着申込み順)

☆申込み等、詳細につきましては、下記HPをご覧ください。
http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201812/D25190207015.html


投稿者 museum | 2018年12月20日 08:49