2016年12月22日 16:49

イルミネーションから連想する企業家たち

こんにちは。あお吉です。

イルミネーションがきれいな季節になりましたね。

夕刻、本町駅から淀屋橋駅に向けて御堂筋を北上。金色、青色にきらめくの御堂筋が楽しめます。

 

帰宅途上の会社員以外に、イルミネーションを楽しみに歩いていると思われるグループもいて、ちょっとした賑わいになっています。大阪市役所とその周辺もきれいに電飾されているようですが、あお吉は、人混みが苦手で遠目に見るにとどめているところです。

 

イルミネーションを見て、あお吉が思い浮かべるのは、パナソニックの創業者・松下幸之助氏と大林組の創業者・大林芳五郎氏。いずれも明治36(1903)年に、大阪天王寺で開催された第5回内国勧業博覧会と関係がある企業家です。

 

日本で開催された博覧会で、初めてイルミネーションを導入したのがこの時。夜間開場が行われ大いに賑わったそうです。当時、電灯会社に勤務していた松下幸之助氏は、会場の電飾工事にたずさわり、大林芳五郎氏は、博覧会会場の会場施設工事を手掛けています。当時の人たちも、きらめく会場の散策を存分に楽しんだのだろうなと思います。

 

その他、観光名所となっている道頓堀のグリコの看板もありますね!このグリコネオンも、江崎グリコの創業者・江崎利一氏の創意工夫です。現在、6代目で、初代は昭和10(1935)年に遡ります。

 

今は当たり前になっている風物詩には、企業家ミュージアムで紹介している企業家たちの活躍も関係していることがあるかもしれません。

 

ミュージアムの展示やデジタルアーカイブ、書籍などから、企業家たちの創意工夫やチャレンジを知っていただき、今の当たり前の原点を探していただくのもおもしろいと思います。様々な楽しみや発見に企業家ミュージアムをご活用ください!

投稿者 museum | 2016年12月22日 16:49