2013年09月05日 16:39

外国語で学ぶ?企業家の人生

ひと雨ごとに秋の気配が・・・。と風情に浸りたいところですが、最近の雨の降り方はちょっと恐ろしいですね。
傘が役に立たないほどの豪雨に見舞われた時のこと。歩道に打ち付ける雨の跳ね返りは防ぎようがなく、レインシューズの中にも水が入る有様。ものの5分も歩かぬうちにずぶ濡れになり、目的地に着くと、“水も滴るいいネコ”状態で大変恥ずかしい思いをしました。
「速乾性の洋服や靴が欲しいなぁ」とつくづく思った次第です。
身に着けている衣類や靴が速乾する魔法のゲートがあれば多いに助かると思うのですが、どなたか開発してもらえないでしょうかね。

さて、創意工夫で新しい商品や新しい仕組みを生み出してきた企業家がずらりと並ぶ、ここ大阪企業家ミュージアには、最近、たくさんの外国の方が来館されています。
インド、インドネシア、マレーシア、タイなどなど、日本の企業に研修に行かれる方等が、日本の企業や企業家について知るために訪れていただいています。

国際色豊かになってきて、うれしい限りですが、同時に諸外国の宗教や文化についての知識のなさを痛感させられることも増えました。蚊を殺すことも殺生となる宗教、お酒を飲まない国・・・。蚊取線香のことをお話ししていいのだろうか・・・、お酒関係は、サントリーの鳥井さん・・・お伝えしたいことがたくさんあるのだけど、どうご説明しようか・・・と考え込んでしまいます。

近隣の韓国、中国からは、従来から大勢お越しいただいていますが、特に韓国からは、最近は、大学生や高校生の方々も団体でお越しいただいています。
皆さん非常に熱心に見学をされておられます。

大阪企業家ミュージアムでの外国語対応は、個人でご来館いただいた時に無料でお使いいただける音声ガイド、およびプロローグシアターで上映する「大阪の企業家精神のルーツ」(13分)は、日本語、英語、韓国語、中国語で聞いていただくことができます。また、館内の展示パネルの内容は、要約したものを英語、韓国語、中国語で読むことができるようにしています。
団体見学でお越しいただく場合は、ミュージアムスタッフの日本語でのお話しを通訳を通して聞いていただくため、通訳の方のご同行をお願いしています。
 
外国の方々に日本文化を紹介するプログラムは数多くありますが、現在の豊かな日本を作り上げた立役者達を紹介するプログラムはなかなか見当たりません。
脅威のスピードで近代化を成し遂げ、戦後の焼け野原から立ち上がり、高度成長を牽引した立役者達が一堂に並ぶミュージアム。
海外からの研修生を受け入れておられる企業の方はもちろん、お知り合いに、海外から大阪に赴任して来られた方、留学生の方がいらっしゃいましたら、是非ご一緒に来館下さい。

投稿者 museum | 2013年09月05日 16:39