2013年04月18日 21:12

2013年度『講座・企業家学』が始まります!

 こんにちは、あか吉です。

 4月も半ばを過ぎ、みなさん新しい環境にもそろそろ慣れ始められたころで
はないでしょうか。
 桜もソメイヨシノから八重桜に変わり、ミュージアム展示企業家のトップバッ
ターである我らが五代友厚さんが誘致した大阪造幣局の「桜の通り抜け」も
4月16日から始まりました。

 春本番を向かえ満を持したように、そこここで花が咲き始めています。
 先日、陽気に誘われ散策していると、足元に愛らしい紫の花が…。
「すみれ」です。

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 「すみれ」の花というと、「すみれのは~な~咲~く~ころ♪」という宝塚歌劇を
思い出します。
 1913年に設立された宝塚歌劇団は今年で100周年を迎えられるそうです。
 この宝塚歌劇団を設立したのは、阪急電鉄の小林一三さん。乗客誘致のため
に宝塚新温泉を開業し、そのアトラクションとして宝塚少女歌劇を始めたのは有名
な話ですね。
 記念すべき第一回公演は室内プールを改装した劇場だったということを皆さん
ご存知でしょうか?(ミュージアムの団体見学をご予約いただければ、こんなエピ
ソードをまじえて館内をご案内させていただきます。ぜひご利用ください!)

 乗客をつくり出すためにさまざまなアイデアを生み出した小林は「天才起業家」
「昭和の常識をつくった男」「アイデア商法の天才」など、さまざまな異名をもって
います。
 小林をはじめ、大阪企業家ミュージアムに展示している企業家は、「進取の精
神」をもち各々の分野で今まで誰もやらなかったことを始める「創意工夫」を積み
重ねた人たちばかりです。

 これらの企業家をより深く知る連続講座『講座・企業家学』を2013年度も開講
します!
 6月度は「飲食品関係」、11月度は「家電関係」。両月とも5回の連続講座で、
それぞれの業界で活躍した企業家について深く掘り下げます。
 
 6月はサントリーの鳥井信治郎・佐治敬三親子、インスタントラーメンを国民食
に育てた安藤百福と奥井清澄、新しい食文化を創り上げた大社義視と藤田田、
日本のビール産業を牽引した磯野長蔵と樋口廣太郎、そして最後はおいしさと
健康の江崎グリコの見学会です。
 わくわくするラインナップ!あか吉は今からとても楽しみにしています!

 社会人の方はもちろん、経営学、経済史を専攻する大学生、大学院生の皆さ
んにもぜひ聴いていただきたい講座です。
 詳しくはHP(http://www.osaka.cci.or.jp/b/pdf13/kgk2013.pdf)をご覧い
ただくか、事務局06-4964-7601にお問い合わせください!
 
 皆様のご参加をお待ちしております!

投稿者 museum | 2013年04月18日 21:12