2013年01月24日 11:46

東京駅雑感

 こんにちは、あか吉です。
 毎日、寒いというよりは「しばれる」日が続いていますが、風邪など引いておられませんか。
 あか吉は♪こたつで丸く♪なりたいところですが、毎日企業家ミュージアムで皆さんのお越
しを首を長~くしてお待ちしています!ぜひぜひ、ご来館ください。
 
 寒さに凍えながら、歩いていると、ふと愛らしい花が目に入りました。

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 花の少ないこの時期、われわれの目を楽しませてくれる椿。いや、これは山茶花か・・・。
 どちらもツバキ科ということで見分けがつきにくいのですが、よく言われる見分け方が「散り方」。
椿は花ごとポトッと落ち、山茶花は花びらがハラハラ散っていくそうですが、辺りをみてもまだ散っ
ていない…。
 では、この花は椿か山茶花か?
 あか吉は調べました。
 雄しべが筒状に固まっているのが椿、広がっているのが山茶花。葉っぱが丸いのが椿、ぎざぎ
ざが山茶花、等々。
 いろいろと違いがあるようですが、品種によってはどちらともいえないものもあり…(困)。
 いずれにしても、寒風の中、一生懸命咲いている椿(山茶花?)に癒されたあか吉です。

 さて、昨年12月、仕事で上京してきました。
 1年ぶりに訪れた東京であか吉が楽しみにしていたのが、保存・復原工事が完成した「東京駅」!
 残念ながら仕事の関係で昼間その姿をみることはできませんでしたが、夜、ライトアップされた姿
をみることができました。

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 高層ビル群の中に威風堂々と、そして華麗に佇む東京駅。その姿に圧倒されました。
 1914(大正3)年に創建された時の3階建ての駅舎、南北のドームの復原。
 往時、多くの人々に愛された東京駅の復原は、とかく新しいものに目を奪われがちな我々に、
今から約100年前に、こんなに素晴らしい建築物をつくり上げた日本人の英知と技術力、そして
芸術性の高さを教えてくれています。

 ところで東京駅を設計したのは誰か知っていますか?そして施工をした会社はどこか知っていま
すか(あお吉が以前ご紹介しているので覚えておられる方もおられると思いますが)? 

 大正時代を代表するこの名建築を設計したのは辰野金吾氏、施工したのは大林組さんです。
 ご存知のとおり、この両者、大阪企業家ミュージアムの第2ブロック「都市空間を創造する」でご
紹介しています。

 日本銀行大阪支店や大阪市中央公会堂など「近代大阪の顔」ともいえる建築物を設計した辰野
金吾氏、そして古くは大阪港築港工事や生駒山トンネル工事、新しくはJR大阪駅など「大阪を代表
する建造物」を手掛けておられる大林組さん。
 大阪にゆかりのある人物や企業が「東京のメインゲートである東京駅」を築いたと思うだけで、
大阪生まれ・大阪育ちのあか吉は妙に誇らしげに感じます(笑)。
 そして、改めて「大阪ってすごい人たちを輩出した町や。その大阪で暮らす我々が大阪のことを
もっと知り、わが町・大阪を元気にしなければ!」と年始にあたって決意を新たにしたところです。

 大阪の偉大さを知り、大阪をもっと好きになるためにも、大阪企業家ミュージアムにお越しください。
 2月15日まで特別展「企業家の名言・座右の銘・ゆかりの品」やってます!お待ちしております。

投稿者 museum | 2013年01月24日 11:46