2012年04月13日 19:47

桜と緑と新入社員の季節になりました!!

相変わらず寒暖の差は激しく、不安定なお天気が続いていますが、
いよいよ桜と新緑の季節になりました!

あお吉です。みなさんこんにちは!
昨年、2代目あお吉を襲名(?)しましたが、あっという間の一年でした。
企業家精神の伝承師としては、まだまだ勉強不足ですが、ひとりでも多くの方に
先人の志を伝えていきたいと思いますので、2年目もどうぞよろしくお願い致します。 

さて、4月は、桜と新緑と新入社員の季節でもありますよね。
社会人の仲間入りをされて2週間程、新入社員の皆様方もなんとなく慣れてきたかなぁ
という感じでしょうか?

毎年発表されている、日本生産性本部の新入社員のタイプを見てみると、
平成24年度は、「奇跡の一本松」
「まず、前例のない厳しい就職前線を潜り抜けた頑張りを称えたい。
これからの人生においても様々な想定外の事態に直面することもあろうが、
その困難を乗り越えていくことが大いに期待される。」というような内容になっています。

ミュージアムでも、新入社員研修を開催していますが、確かに、皆さん地に足がついている
というか、落ち着いていますね。もちろん、会社の“カラー”がありますので、体育会系、
静かなタイプ、元気一杯、様々ではありますが、昔に比べると、とても大人しく、
皆さんスマートですね。

先ほどの日本生産性本部の新入社員の特徴の中にも書かれていますが、様々なことに
チャレンジしていっていただきこれからの時代の「変化」の原動力となるよう、
是非、頑張ってください。
       
大阪企業家ミュージアムには、105人の企業家の足跡をご紹介するだけでなく、
ライブラリーもあります。企業の年史や企業家の伝記などなど約7,000冊。
「お得意様はどんな会社?」「どんな歴史がある?」といった情報収集の場としても
使っていただけますし、先人達の企業家精神に触れることで、仕事への取組み方を考える
きっかけにもなります。

頑張りすぎて、ちょっと疲れたなと感じることもあると思います。
そんな時は、先人達がどのような志をもって仕事に取組み、困難を乗り越え、やり抜いてきたか、
そんな足跡を静かに眺めてみてください。エネルギーが湧いてきますよ。

社会情勢が目まぐるしく変化する今の時代、昔のことは参考にならない、
昔の栄光にすがっていてはだめ!というお話をよく聞きます。
確かに、古き良き時代を懐かしんだり、成功した結果、実績だけを知るというのでは
あまり意味がないように思います。

でも、『志』『変化』『先見性』『チャレンジ』『創意工夫』『自立自助』『やり抜く意志』は、
変化の激しい困難な時代にあり、これから新しい時代を切り拓いていく必要がある今こそ、
誰にも必要なものだと思います。

105人の道しるべに会いに、是非、当ミュージアムにお越し下さい。

投稿者 museum | 2012年04月13日 19:47