2019年05月18日 15:24

クラブコスメチックスさんの企画展に行ってきました!

こんにちは、あお吉です。
樹木の緑が色濃くなってきましたね。先日、中之島にあるバラ園に行ってきまし
た。ちょうど満開の時期に巡り会えたのですが、大型のカメラを首から下げた
人たちが、華やかに咲いたバラを熱心に撮る姿がそこここにみられました。
華やかな物を見ると心も晴れやかになりますね!
 
華やかな彩、というと化粧品。ということで、クラブコスメチックスさんの
企画展を見に行ってきました。

展示場は、本社ビル1階。
大阪メトロ中央線阿波座駅1号出口を出て、見上げると、頭に花飾りをつけた2人の
女性が並ぶ同社のシンボルマーク、双美人マークが目に入ってきます。

クラブコスメチックス看板.jpg

今回の企画展のテーマは「昭和メイクの移ろい」(5月31日(金)まで)

クラブコスメチックスチラシ.jpg

白粉や紅、墨を使用する日本の伝統的な和化粧が、西洋化粧を取り入れて
西洋風和化粧を作り上げていく様子が紹介されています。
大正に入って、ようやく一般の人たちに、化粧をすることは身だしなみである
という考えが浸透し、昭和に入ると個性が謳われるようになり、ファッションへと
広がりを見せた移ろいを見ることができました。

華やかさの一方、戦中戦後は、化粧品の中には贅沢品とみなされるものもあった
ようです。同社では「健康化粧」と広告で謳い供給し続けたそうです。資源が
乏しかった時期に作られたくずガラス容器を使用した化粧品が印象的でした。

クラブコスメチックス(旧、中山太陽堂)の創業者・中山太一氏は、大阪企業家ミュー
ジアムの常設展示でご紹介している企業家のお一人です。「生活を彩る新しい工夫と
モノづくりに挑んだ挑戦者たち」のお一人としてご紹介しています。

ぜひ、ミュージアムと様々な企業家の関連の施設や美術館をセットで見学する楽しさを
味わっていただければと思います!ご来館を心よりお待ちしております。

投稿者 museum | 2019年05月18日 15:24