2018年05月17日 10:10

"ファミリービジネスの挑戦"をテーマに『講座・企業家学』を開催!

こんにちは、りょく吉です。気持ちのいい新緑の季節、皆さんはどのようにお過ごしですか?梅雨が来る前に大物の洗濯を済ませてしまおう!と意気込んでいるりょく吉です(笑)

さて、大阪企業家ミュージアムは今年度も企業家研究フォーラム(企業家活動を総合的・学際的に研究する学会。会長=沢井実・南山大学教授)との連携により、6月と11月に『講座・企業家学』(10回)を開催します!

6月講座のテーマは「ファミリービジネスの挑戦」。

近年、中小企業においては高齢の経営者が退任した後、後継者が見つからず廃業に至るケースが増えています。経営環境の変化が激しい今日、事業の将来性に期待できないと、早々に後継者育成を諦めてしまうことも多いようです。

今回の『講座・企業家学』では、こうした厳しい時代に果敢に挑戦する中堅・中小企業として、技術革新により新たな需要創造に成功した西陣織の「細尾」、オンリーワン型企業へと転換した機能性複合材料製造の「メイト」と、コルク栓製造から自動車用ガスケットへと事業展開した「内山工業」、伝統的な鋳造技術を生かし新製品開発に取り組む「能作」などの事例を取り上げ、斯界の研究者が5回シリーズで解説します。

新分野への進出や後継者育成に悩んでおられる中小企業の経営者にとって参考になる内容です。

また、11月講座(5回)のテーマは「関西五棉と繊維企業の諸相」となっています。江戸時代に活躍した近江商人や、伊藤忠兵衛家の事業経営の沿革など、こちらも興味深い内容となっています。

『講座・企業家学』はアカデミックな雰囲気で聴講いただける講座です。5回分あるいは10回分を一括でお申し込みいただきますと、受講料が20%割引になりますので、ご興味がおありの方はぜひともご参加ください!

2018年度『講座・企業家学』詳細↓

http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201804/D25180602011.html

投稿者 museum | 2018年05月17日 10:10