2018年02月24日 17:12

「コニカミノルタ講演会開催します!」

こんにちは!あお吉です。
平昌オリンピックもいよいよ終幕ですね。日本のメダルの獲得数は、冬季とし
ては過去最高になったようですね。皆さん観戦されていますか?
今大会は、時差がないため、ついつい見てしまう!という方も多いのではないで
しょうか(笑)。

あお吉は、某NHKをつけっぱなしにしていたのですが、いつも感心するのが、
競技後のインタビューです。とくにメダルを取った選手の皆さんが、一様に周囲
の方々への感謝の言葉を話されることです。「皆で勝ち得たメダルである。」と。

世界を舞台に活躍するアスリートの競技にかける情熱や、高みを目指すための努
力は並大抵のものでないと想像に難くないだけに、こうした周りへの感謝の気持
ちを忘れない謙虚な姿勢には本当に頭が下がります。

大阪企業家ミュージアムでご紹介している企業家の中にも、こうした謙虚な姿勢
を大切にし、社名に込めた方がいらっしゃいます。主展示エリアの第2ブロック
<大衆社会の形成>~モノを通じて生活の近代化をもたらす~のコーナーでご紹
介しているコニカミノルタの創業者のお一人、田嶋一雄氏です。

ご存知のとおり、コニカミノルタは、「コニカ」と「ミノルタ」が統合して誕生
した会社です。田嶋氏が創業した「ミノルタ」の社名は、「マシナリー・アンド・
インスツルメンツ・オプティカル・バイ・タシマ」(田嶋光学機器)の英語の文
字からとって「MINOLTA」としたそうですが、そこには、「稔る田」の意
味も含ませているそうです。

『わたしの履歴書 田嶋一雄』(発行:日本経済新聞社)に、以下のように綴ら
れています。
・・・私の生母が生前、「稔るほど頭を垂れる稲穂のように、常に謙虚でありな
さい」とよく私に言って聞かせてくれたことを、永く肝に銘じたかったからだ。

田嶋氏が1928年に創業した「ミノルタ」と、杉浦六三郎氏が1873年に「小西屋六
兵衛店」で写真および石版材料の取り扱いを開始した「コニカ」。個性の全く異
なる2社が統合してできたコニカミノルタには、それぞれの創業者の想いや経験
が脈々と受け継がれていることと思います。

一つになったからこそ成し遂げられた同社のイノベーション、そしてその背後に
流れる先人達の企業家精神と今後の成長に向けてのチャレンジをお聞きする講演
会を3月23日に開催します。皆さん、奮ってご参加ください。お待ちしていま
す。

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【申込み受付中!】
 <大阪企業家ミュージアム講演会>
  「変革し、成長するコニカミノルタの挑戦」

日 時:平成30年3月23日(金)18:00-19:30(質疑応答含)
場 所:大阪企業家ミュージアム
講 師:コニカミノルタ株式会社 執行役 秦 和義 氏
申込み:詳しくは、こちらをご覧ください。
    http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201801/D25180323015.html

投稿者 museum | 2018年02月24日 17:12