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2016年11月22日 17:15
企業家ミュージアム ★メールマガジン★ 第89号
>>2016年11月5日(土)発行<<
みなさん、こんにちは。
今回の「企業家ミュージアム メールマガジン」は、毎日新聞月曜日夕刊に
2012年4月9日から2014年1月27日まで掲載していた、企業家の名言や
座右の銘をコンパクトにまとめた『大阪の道標』の第41回です。
ミュージアムで紹介している企業家たちの珠玉の名言、座右の銘をお楽しみくださ
い!
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★今月の名言!(第41回)★
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難有り、有難し
田嶋一雄(たしまかずお)
ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)創業者(1899~1985)
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「難はない方が確かにありがたいかも知れない。しかし、難局に真正面から敢然と
立ち向かい、これを乗り越えたあとには、必ず喜びと自信が生まれる。喜びは次の
飛躍の糧となり、そして自信は次の難局を乗り越える原動力となる」。田嶋一雄の
人生は、まさにその繰り返しであった。
1927(昭和2)年父親の経営する貿易会社で働く田嶋は初の海外渡航の機会を
得、中東や欧州を巡った。帰国後、この外遊で「他がまねしにくい特徴のある独創
的な製品をつくらなければダメだ」と考えていたところ、2人のドイツ人が「カメ
ラを作らないか」と訪ねてきた。
このうち1人はカメラの製造技術を持っており、田嶋は事業に無限の可能性を感じ
て独立を決意し、翌1928年に日独写真機商店を創業した。しかし、31~32
年に要のドイツ人が突如独立。衝撃を受けた田嶋は工場の生産体制を組織化し、各
部門に責任を持たせることで逆に社内の士気を高めた。国産初の二眼レフカメラな
ど次々に独創的な新製品を発表。
戦後も高品質のカメラを世界中に供給するとともに昭和30年代以降は光学技術を
生かし複写機、プラネタリウムと多角化を進め、ここでもオリジナリティーあふれ
る製品開発にこだわっていった。
<毎日新聞 2013年7月1日 夕刊>
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田嶋一雄については、企業家ミュージアム<第2ブロック:モノを通じて生活の近
代化をもたらす>生活を彩る新しい工夫とモノづくりに挑んだ挑戦者たちのお一人
として展示しています。
▼大阪企業家ミュージアムで展示している企業家についてはこちら。
http://www.kigyoka.jp/exh/ent/index.html
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■編集後記■
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ミュージアムでは多彩な講座・講演会を開催中です。
ぜひ、みなさまご参加ください!
≪申込み受付中!講座・講演会のご案内≫
11月26日、12月3日いずれも土曜日開催!
2016年度『講座・企業家学』11月講座
テーマは、「関西に根ざした企業家」(連続講座ですが各回申し込み可能)
http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201603/D25161125010.html
11月16日(水):講演会「ホソカワミクロン100年の歩みとこれから」(終了しました)
12月14日(水):玉岡かおる氏講演会「鈴木よねと広岡浅子―2人の女性企業
家の足跡をたどる」(満員につき、受付終了しました)
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▼バックナンバーはこちらの「月刊アーカイブ」をご覧ください。
http://blog.kaigisho.jp/museum/
本メールは、大阪企業家ミュージアムが主催するセミナー参加などを通じてメ
ールアドレスをご提供くださった方々にお送りしております。
今後、こうした情報提供が不要である場合は、その旨、このメールの返信にて
お知らせください。
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【発行日】 2016年11月5日
【発行元】 大阪企業家ミュージアム
電話 06-4964-7601
FAX 06-6264-6011
e-mail museum@osaka.cci.or.jp
http://www.kigyoka.jp/
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投稿者 museum | 2016年11月22日 17:15