2014年11月26日 08:32

今を生きる企業家たちにも息づく「企業家精神」!

こんにちは、あか吉です。

大阪のお祭りのトリをとる「神農さん」も先週終わり、年越しに向けてまさに師匠も走る12月「師走」に突入ですね。

巷では、クリスマスを飛び越えて、年賀はがきやおせち料理の予約が始まっています。

年の瀬を迎える街の喧騒に、気ばかり焦るあか吉です(笑)。

 

さて、9月のブログでご紹介した「中小企業の社長と大学生の交流会」事業が終了しました。

 

「素晴らしい技術や新しい製品を提供しているパワフルな大阪の中小企業の魅力を大学生に知ってもらおう」と企画した本交流会。

9月24日から10月15日までの計4回、8社の中小企業の経営者を講師としてお招きし、延べ70名の学生さんに参加いただき、交流会を大阪企業家ミュージアムで開催。その後、希望学生さんを対象に、講師企業の会社見学会を10月2日から11月21日まで実施しました。

 

オンリーワン技術のモノづくり企業から老舗食品会社まで多様な業種、そしてベテラン経営者から若手起業家までと多彩な顔ぶれの講師陣から、経営に関する考え方やご自身の夢、そして業界動向まで幅広く語っていただき、大学生さんにとってたくさんの学びがあったと思います。

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※講師をお務めいただいた企業はこちらの8社です(順不同)

㈱竹中製作所、㈱大日電子、プライミクス㈱、㈱プロアシスト、㈱舞昆のこうはら、㈱銀装、

日本精機㈱、㈲アサヒプロテクトニーズ

 

参加した学生さんからは「顧客ニーズに真摯に向き合う中小企業の素晴らしさを感じた」「経営者のお話をお聞きし、大阪の中小企業のイメージが大きく変わった。進路選択の参考にしたい」との感想があり、所期の目的の「中小企業と大学生との距離を縮める」良い機会になったのではないかと思います。

 

あか吉も交流会に全回出席しお話を聞かせていただきましたが、8名の経営者の皆さんに共通するのは、事業を通して社会に貢献する「志」、先のことを見通す「先見性」、そして多少のことにはへこたれず最後まであきらめない強い「意志」でありました。

 

業種業態は違っても皆さんにこの3要素が共通していることが分かり、企業家ミュージアムの「企業家精神7つのキーワード」=『志』・『変化』・『先見』・『挑戦』・『創意』・『自助』・『意志』が、現在ご活躍の企業家の皆さんにも確実に継承されていることに感動しました。

 

ドッグイヤーどころかマウスイヤーと言われるほど、我々を取り巻く環境は年々加速度的に変化しています。

その中で、企業経営に携わっている皆さんの根底に、明治以降の企業家達が持ち続けてきた「企業家精神」があることを確認し、企業家ミュージアムはまさしく平成の時代を生きる我々にとって不可欠なミュージアムであると確認しました!

 

今回の「中小企業の社長と大学生との交流会」を通して、「企業家ミュージアムを次の世代に継承していくのが、我々の大きな仕事である」と改めて感じたあか吉でした。

投稿者 museum | 2014年11月26日 08:32