2013年03月06日 08:40

将来の幸之助さん、英一郎さん?

 こんにちは、あか吉です。
 北海道で猛吹雪、東北では大雪と、今年は3月に入ってもなかなか春の到来を
感じられません。
 ただ、日本列島は広い!例年よりも少し遅めですが、大阪の梅の名所では五分
咲き、七分咲きと香り漂う可愛い花が確実に春を運んできてくれています。

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 「梅」が大好物のあか吉は、梅といえば梅酒、梅干、梅仁丹!(笑) 

 あお吉がブログでご紹介しているように、2月11日に創業120周年を迎えられた
森下仁丹さん。
 同社のヒット商品であか吉が大好きだったのが「梅仁丹」!銀粒の仁丹はちょっと
辛いけど、「梅仁丹」の香りとほんのりとした甘さが大好きでした。

 ところが!2011年3月に販売中止となってしまいました…(涙)。
 しかし、今年創業120周年を記念して清涼菓子「梅仁丹120」として復活。同時に
「梅仁丹120のど飴」も発売されました!http://ume.jintan.jp/

 梅仁丹ファンのあか吉は小躍りして喜びました(笑)!
 こたつの中で丸くなっている場合ではありません。梅の香りにつられて、買いに行
こうと思います!

 ところで梅の産地といえば、和歌山県。和歌山県は日本の梅の生産量の6割を占
めているそうです。また、みかんの収穫量も日本一ですね。恐るべし農業立県・和歌山!

 大阪企業家ミュージアムでは、松下幸之助さんや上山英一郎さんなど、和歌山県
出身の企業家5名を展示しています。

 皆さんご存知のとおり、「経営の神様」と称され、ビジネスマンに「尊敬する経営者は
誰ですか?」と聞くと、必ずといっていいほど名前があがるのが松下幸之助さん。
9歳で和歌山から大阪に出、「これからは電気の時代や」という先見性のもと、アタッチ
メントプラグ、二股ソケットにはじまり数々の電化製品を開発。
 電気を通じて「人々の生活を豊かにする」という志を貫き、日本を代表する総合エレク
トロニクスメーカー・パナソニックを育てました。

 一方、上山英一郎さんは和歌山の豪農の出身で大日本除虫菊の創業者。
慶応義塾で福沢諭吉の薫陶を受け、「日本を豊かに、農村を豊かに」との思いのもと、
全国の農村を行脚し除虫菊栽培を奨励。一時は世界の除虫菊生産量の約9割を日本
が占めていたそうです。
 除虫菊栽培で国を豊かにするという「報国」の精神を貫いた「志」の持ち主です。

 幸之助さんも英一郎さんも、高い志と熱意で新しい製品やサービスを生み出し、人々、
社会、そして国に貢献した人たちです。

 大阪企業家ミュージアムでは、2月20日から「-挑戦・創意工夫-今、活躍する企業
家たち」を開催しています。http://www.osaka.cci.or.jp/b/pdf13/130220kkk.pdf
 
 恐らく、幸之助さん、英一郎さんも往時、この特別展示があったら必ずや取り上げられ
ていた先見性に満ちた企業家だったと思います。

 ということは、今、特別展示でご紹介している33名の企業家たちも、いずれは幸之助
さんや英一郎さんのようになるのでは!?
 これは、今のうちに見ておかないといけませんね。ぜひこの機会に見ておきましょう!
そうと決まれば、すぐミュージアムへ!特別展示は5月20日までです。
 ご来館をお待ちしております!

投稿者 museum | 2013年03月06日 08:40