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2012年06月09日 09:29
特別展示「第五回内国勧業博覧会と企業家達」開催しました
【りょく吉】:
おっちゃん、大阪企業家ミュージアムの特別展示新しくなったん?
【おっちゃん】
おお、よう知っとるな。今度は「第五回内国勧業博覧会と企業家達」や。
6月5日(火)から8月31日(金)までや。
【りょく吉】:
おっちゃん、前もいうたけど、わかるようにしゃべってーな。
だいたい、第五回内国勧業博覧会って、いったいなんやねん。いつ、どこで開催したん?
成功したん?失敗したん?それに企業家がどうかかわってくるのかもようわからん。
【おっちゃん】
そうせかさんでも・・・順にしゃべるがな。
まず、いつ開催されたかやけど、明治36年(1903年)、日露戦争が始まる前の年やな。
場所は、大阪の天王寺と堺の2会場。敷地面積は、10万4千坪。出展者は12万人。入場者は530万人とどれをとっても明治最大の博覧会や。そして大成功した博覧会や。
【りょく吉】:
大阪の博覧会いうたら、1990年の国際花と緑の博覧会と1970年の万博しか知らんかったわ。
【おっちゃん】
70年万博しっとるんか。偉いなー
【りょく吉】:
ばかにせんといて。ちゃんと行ったで!月の石もみたで
【おっちゃん】
お前、いったい何歳や
【りょく吉】:
内緒や・・・それより博覧会や
【おっちゃん】
(こりゃ、化け猫かもしれんな。逆らわんとこ)
第五回内国勧業博覧会には、今までにない特徴があるんや。
一つが、夜間開場や。みんなイルミネーションに驚いたもんや。
二つ目が娯楽。今までにもなかったわけやないけど、従来よりも娯楽性が高められたんや。ウォーターシュート、不思議館、いろんな余興がみんなを楽しませた。
そして三つめが国際性。はじめて諸外国の商社が輸入品を展示したんや。
企業家としては、この第五回内国勧業博覧会を大阪に誘致するのに尽力した土居通夫、博覧会を盛りたてるための余興をはじめ様々な事業を行った協賛会会長・住友吉左衛門友純、会場の建設を一手に引き受けた大林芳五郎、大阪巡行合資会社を設立し博覧会会場への輸送機関を確保した伊藤喜十郎、この他、出品し賞(金牌)を得た企業家達などを紹介しているんや。
【りょく吉】:
どんなもの展示しているんや。
【おっちゃん】
博覧会の雰囲気を伝える写真や引札(ちらし広告)が中心やな。このほか、賞状や出品された品物もあるよ。
【りょく吉】:
第五回内国勧業博覧会には、どんなものが出品されたんや?
【おっちゃん】
そこらへんは見に来てや。
【りょく吉】:
そやな、見に行こか。じゃ、また大阪企業家ミュージアムで会おうな
【おっちゃん】
おお、まっとるわ!
投稿者 museum | 2012年06月09日 09:29