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2009年01月16日 15:20
年末年始・・・よもやまばなし
成人式が終わった三連休明け、急に寒くなりました。
ネコだけに、この厳しい寒さがこたえます。
さて、皆さんは、年末年始、どのように過ごされましたか?
あか吉は、今年はカレンダーの並びがよく、例年に比べると長~いお休みだったにもかかわらず、旅行(実家に帰ったくらい)をすることもなく、だらだらと過ごしました。
で、だらだら~っとピラミッドにスポットを当てたテレビ番組を見ていると、「ピラミッドの下部に安置されている棺は、クレーンも重機もない時代にどうやって運んだのか」というのが話題になっていました。
皆さん、どう思われます?
その番組では「掘った穴の中に砂漠の砂を入れて、そのてっぺんに棺をのせる。そして、ピラミッドの地面横の側面にあけた穴から砂を抜いて、棺を沈めたのではないか」と紹介されていました。
先日、竹中工務店の方とこうしたお話をしていたところ、大阪企業家ミュージアムで紹介している竹中藤右衛門(14代)が取り組んだ「竹中式潜函工法」も、このピラミッドの棺と発想の原点が似ているとおっしゃっていました。
「竹中式潜函工法」とは、全地下部分を潜函体として、あらかじめ地上で構築しておき、潜函下部の地盤を掘削しながら所定の位置に定着させる工法で、地下工事の安全性確保と工期短縮の実現に役立ったといいます。
当時、その工法で建築された建物は、地盤の掘削工程に入ると、日々、建物が地面の下へと沈んでいくので、「あの建物は一体どうなっているんだ!!」と見る人を驚かせたそうです。
今回は、ちょっとしたミニ知識をご提供させていただきました。
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
あか吉
投稿者 museum | 2009年01月16日 15:20