<< ナイトミュージアム講演会（12月1日）｜ ブログトップページ ｜ 読書の秋！ >>

2010年11月10日 21:21

もうすぐ関西文化の日♪

急に寒くなったね。

本当に。こんな季節は肌が荒れて大変よ。
こんな季節の休日は博物館や美術館で過ごすのがいいわ。

１１月は関西文化の日がある月だね。
いろんな博物館が無料ではいれるよ。
参加している博物館のリストと無料になる日と展示内容はホームページに公開されているよ。

大阪企業家ミュージアムは、いつ？

１１月２０日（土）が、大阪企業家ミュージアムの関西文化の日への参加日だよ。

この間、キンチョウ創業者の上山英一郎さんの特別展示もみたし、他の館にいこうかしら。

大阪企業家ミュージアムには、他では読むことができない本もたくさんあるよ。
読書の秋だしね。

本を見るなら図書館の方が多いでしょ。

分野によるよ～。
大阪企業家ミュージアムの蔵書は社史と企業家の伝記に特化にして5000冊だから。
それに、社史って、その多くが、会社の自費出版で非売品がほとんどで、しかも制作部数が限定されていて、増刷もほとんどないから、なかなか入手できないんだよ。
だから社史をたくさん所蔵しているところは珍しいんだよ。

ねーねー、社史って、なーに？

あんた漢字知らないの？
読んで字の如く、会社の歴史が書かれた本よ。

あか吉は、よく知っているね～。
じゃあ、社史って全部で何種類ぐらいあるの？

・・・・・・
あお吉、答えてあげなさい。

（あか吉、勝手なんだから・・・ブツブツ）
社史の定義を「「社史とは、企業自らの歴史を、自らの責任において提供した歴史書」とするか、会社の歴史を知るうえで参考となるもの全て、たとえば、資料集、写真集、ジャーナリストによって刊行された社史なんかも含めるかどうかなど定義の違いで随分変わってくるけど、社史を集めていることで有名な神奈川県立川崎図書館の社史コレクションが１３０００点だから、これ以上あるのは確かじゃないかな。

そう、その通り。りょく吉わかった。

たくさんあるね。
けど、社史って、面白いの？堅苦しくって、字ばかりじゃない？
　

そりゃ、おもしろいよ。社史研究家の村橋さんはこう言っているよ。
「数十年間何もしなかったら企業はつぶれる。そこには必ずドラマがあって、社史が面白くないはずがない」
特に創業の頃のことが書かれているところなんか、おもしろいよ。
最初から最後まで読もうと思うとページ数も多いからしんどいけど、最近の社史は図版もきれいなものが多数収録されていて見ているだけで面白いものも多いよ。
僕のお勧めは、日清食品の５０周年史。
是非、一度見てみるといいよ。装丁からしてインパクト大きいよ。

そんなにインパクトのある本なの？

うん。個人的には面白い社史ベスト１だね。
ベスト２は、社史とはいえないかもしれいけど、「広告批評」2005年10月号　No.297に掲載された特集：ＫＩＮＣＨＯ　１２０年！
金鳥コマーシャル120連発として、今までのコマーシャルがたくさん紹介されていて実に懐かしい。

そこまでいうなら、一度、見に行ってみるけど、つまらなかったら承知しないからね。

おもしろかったらお土産買って帰ってきてね

お土産♪　お土産♪

馬鹿ね～。私が読んでみて、おもしろくなかったら、私の時間を無駄にした罰として、あお吉が私にお菓子をプレゼントするにきまっているでしょ。わかったわね！

あか吉、あか吉、その時には僕にもわけてね。

理不尽だ・・・・

りょく吉からの追伸
大阪企業家ミュージアムに所蔵しています社史の一覧はインターネット上で検索できるように現在のところ公開できていません。
所蔵の有無については、大阪企業家ミュージアムまで電話（06-4964-7601）かファックス（06-6264-6011）、あるいは、ホームページからのお問い合わせをご利用ください。

投稿者 museum | 2010年11月10日 21:21