2014年12月1日 ㈱コーユービジネス(中央区)

CIMG9474.JPGCIMG9474.JPG「Z-CARD(折り畳み式情報ツール)について森内会長(中央)から説明を受ける佐藤会頭(右)」  佐藤会頭は、中央区にある㈱コーユービジネスの森内康雄代表取締役会長を訪問した。席上、森内会長は、「脱サラし昭和35年の創業以来、今年で54年目を迎える。グループ全体で600人の社員がおり、富田林市に自社工場がある。今は選挙関連の特需で投票用紙の印刷や受託発送などで徹夜続きの作業が続いているところだ。当社では、これまでビジネスを展開する上で印刷業にこだわらず、取引先企業の求めに応じて何でも対応する姿勢を貫いてきた。社名に印刷という文字を入れるとフレキシブルでなくなるから、あえて印刷という文字を外して社名を考え、情報産業の一翼を担うように心掛けてきた。どんなビジネスをされているのか、と聞かれるたびに、こうゆうビジネスです、とお答えしてきた(笑い)。また1業種に1社と深くおつきあいする戦略で顧客を広げ、帝人の安居元社長など多くの知己を得ることができた。」と、核となる4つの経営理念とともに自社の取り組みを紹介した。
CIMG9473.JPGCIMG9473.JPG「本社入口にて記念撮影。左から佐藤会頭、森内会長、宮城専務理事」 このほか、Z-CARD(折り畳み式情報ツール)での英国企業との海外提携や、ククェートへのデータ処理用紙の販路拡大など海外ビジネス 展開事例も披露。取引先のご縁や大阪中小企業投資育成会社の支援もあって当社の今日に繋がっている、と感謝の気持ちを語り、今後は大阪名物の発掘や自社6、7階スペースの貸与(文楽、能、演劇、落語関係者など)など、少しでも大阪のためにご恩返しをしていきたいと語った。訪問を終えた佐藤会頭は、「森内会長は大変なアイディアマンだ。それに、こよなく大阪を愛するスピリッツの持ち主で、いつも元気を分けて頂いている。ビジネス面ではきっちりと納期を守り、いち早く個人情報保護などにも対応する経営姿勢が多くの取引先の信用を生み出している。また得意先の担当者が昇進昇格してもらえるようなサービスを心掛け、それを社員にご指導されていることに感激した。今後も大阪の発展のために力を貸して頂きたい。」と感想を述べた。
CIMG9456.JPGCIMG9456.JPG「自社ビル6階にある練習用貸スペース。帝人ホールなどでの公演前の直前稽古などで重宝されている。」 森内会長は平成11年から本所議員。平成17年から本年10月末まで常議員。11月からは名誉議員に就任している。今回の訪問は宮城専務理事も随行し懇談を行った。











CIMG9458.JPGCIMG9458.JPG「森内会長(中央)から会長室で説明を受ける佐藤会頭(左)と宮城専務(右)」 CIMG9444.JPGCIMG9444.JPG「30年以上前に実用新案をとった請求用複写機について説明を行う森内会長(左)」CIMG9423.JPGCIMG9423.JPG「森内会長が創業時から実践してきた経営理念。」

ページの先頭へ

2014年11月25日 天満天神繁昌亭 「天神寄席11月席」

CIMG9393.JPGCIMG9393.JPG「繁昌亭玄関前には公演者として赤い文字で書かれた(色物)佐藤茂雄会頭の名前が掲出されていた。」  佐藤会頭は、11月25日に天満天神繁昌亭を訪問し、大阪大学招聘教授の高島幸次氏や上方落語協会副会長の桂春之輔師匠らとともに鼎談に出演した。
 佐藤会頭は、「ここ数年は毎年1月1日に天神さんに初詣をして繁昌亭で初笑いを楽しんだ後、近くの森町食堂で夕食を取って帰るのが1年の始まり。桂米團治師匠の落語を聞くのは2度目になる。」などと繁昌亭とのかかわりを冒頭に披露した。また鼎談の席上、桂春之輔師匠から大商とは何するところですかと問われると、「大きな商いを支えるところだと覚えておいて欲しい。」と返し、高島教授から披露された なにわなんでも大阪検定の紹介では、自ら、「2級,3級は1回目で受かったが、1級は3度落ちている。1級を下手に通ると裏で問題を教えてもらったCIMG9394.JPGCIMG9394.JPG「1階入り口前で高島教授(左)と記念撮影する佐藤会頭(右)」に違いないと疑いをかけられても困る。」と返し、桂春之輔師匠から、「これは東京の人には言えませんね。」と突っ込まれる一幕もあった。このほか、百年目の大ネタを披露した桂米團治師匠から名刺代わりに受取ったカレーライスをネタにトークを展開。鼎談の後半では高島先生から、北新地の芸伎さん達の後継者育成にも佐藤会頭が尽力していることが披露されたほか、大商が設立した企業家ミュージアムで是非とも江戸時代の豪商の紹介コーナーを設けて欲しいとのリクエストが出された。
 佐藤会頭は、桂米團治師匠のカレーが売れたら企業家ミュージアムに寄付してもらわないとと半分本気の冗談を交えて応えたほか、大入り袋がもらえて今日は本当に嬉しかったと述べ、次回は漫談の色物で出演したいと聴衆の笑いを誘って鼎談を締めくくった。
 天満天神繁昌亭では、敷地を提供している大阪天満宮に敬意を表し、毎月25日の夜席を「天神寄席」と銘打ち、様々な企画を展開。高島幸次氏がコーディネーターとなってゲストとのトークなどを行っており、今月は「大阪商人の豪遊と散財」をテーマに落語4席と鼎談が夜席で披露され立ち見がでるほどの盛況だった。25日の11月席は大商の宮城務専務理事や企業家ミュージアム関係者などが聴講した。
CIMG9399.JPGCIMG9399.JPG「天満天神繁昌亭に関して高島教授(中央)から説明を聞く佐藤会頭(右)」CIMG9409.JPGCIMG9409.JPG「壇上で鼎談を行う佐藤会頭(右)、大阪大学招聘教授の高島幸次氏【左)、上方落語協会副会長の桂春之輔師匠(中央)」CIMG9410.JPGCIMG9410.JPG「桂米團治師匠(右)とカレー談義を行う佐藤会頭(右)から2人目」

ページの先頭へ

2014年11月18日~20日 岩手県(宮古市、山田町)、福島県(福島原発周辺 双葉郡富岡町ほか)

大槌川さけ・ます人工孵化場.jpg大槌川さけ・ます人工孵化場.jpg「大槌川さけ・ます人工孵化場にて関係者からヒアリングする佐藤会頭(左)」   佐藤会頭は、11月18日(火)から20日(木)にかけて、岩手県と福島県を訪問した。東日本大震災の被災地訪問は今回で6回目。
 岩手県では、新おおつち漁業協同組合が運営する「大槌川さけ・ます人工孵化場」(大槌町)や復興商店街「たろちゃんハウス」(宮古市)などを視察したほか、宮古市の山口副市長、山田町の佐藤町長と懇談を行った。宮古市の山口副市長との懇談では、山口副市長から「震災の集中復興期間が来年9月までとなっており、復興が一段落すると思われる方もいるかもしれないが、現状をご覧いただければ復興にはまだ時間がかかることがお分かりいただけると思う。また、いまだに風評被害もある。ぜひこの現状を広くお伝えいただきたい」との話があった。        
宮古市 山口副市長を訪問 .jpg宮古市 山口副市長を訪問 .jpg「宮古市の山口副市長と懇談後、記念撮影」 山田町の佐藤町長は、「これまでは復興に関する計画立案が主であったが、かさ上げ工事など具体的な動きができるまでになり、ようやく復興が目に見える形で進みだしたところだ。各地から応援職員も派遣いただくなど、皆様のご支援に感謝しており、より一層復興への取り組みを加速させたい」と話した。また、日本商工会議所より復興支援で宮古市、山田町にぞれぞれ派遣されている京阪電気鉄道の長瀧主幹、高橋主幹、畠中主査を激励、他団体から同様に派遣されている職員の状況や復興支援の現状について、意見交換を行った。
 福島県では、日本商工会議所の会議に参加した後、福島原発周辺を視察した。双葉郡富岡町は、震災直後から立ち入り禁止区域となっていたが、昨年3月に立ち入り禁止制限が解除された。しかし、居住の許可は下りておらず、視察当日は一般住民の姿は見られなかった。JR常盤線の富岡駅周辺では、駅舎や住宅等の建物が震災・津波の被害を受けたままの状態で残されており、震災・津波による直接的な被害のほかに、原発事故の影響の大きさを確認することができた。
 視察を終えた佐藤会頭は、「岩手県では少しずつだが、着実に復興が進んでいることが確認できた。一方、福島県の原発事故の影響を受けた地域については、いまだ復旧もなされていない場所もあり、原発事故の影響の大きさを思い知った。事業活動をしている立場からすると、安定で低廉なエネルギーが必要であり、それを支えるのは原発だ。今後こうした事故が二度と起こらないよう、電力各社には安全対策に万全を期してほしい」と述べた。


山田町 佐藤町長との懇談.jpg山田町 佐藤町長との懇談.jpg「山田町の佐藤町長(左)と懇談する佐藤会頭(中央)」横転したままの車(富岡町).jpg横転したままの車(富岡町).jpg「震災当時の名残をとどめる横転したままの車(福島県具双葉郡富岡町)」JR常盤線 富岡駅.jpgJR常盤線 富岡駅.jpg「JR常磐線富岡駅も復旧の目途は立っていない。」

ページの先頭へ

2014年11月7日 第18回 買いまっせ!売れ筋商品発掘市 (中央区・大阪府立体育会館)

CIMG0193.JPGCIMG0193.JPG「開会式で挨拶を行う小嶋副会頭。舞台上、左が山本流通活性化委員長」  佐藤会頭は、7日に開催された「第18回 買いまっせ!売れ筋商品発掘市」の会場を視察した。同イベントは、百貨店、スーパー、通販など大手小売業70社に直接売り込みができる日本最大級の規模と実績を誇る逆商談会。
 第2期千客万来都市OSAKAプランの戦略プロジェクトととして「販路創造都市」を掲げる本会議所では、販路開拓をめざす企業の経営者、経営幹部、営業担当関係者を対象に、年間を通じて「買いまっせ!売れ筋商品発掘市」や「ザ・ベストバイヤーズ」、「ライセンスフェア」の開催を行っている。

 その中核的な事業である売れ筋商品発掘市には、全国47都道府県から売り手企業が1300人以上参加するなど大阪を舞台に全国規模でのビジネス交流の機会を提供しているのが最大の特徴。当日は開会式での小嶋副会頭の挨拶や山本流通活性化委員長らによるテープカットに引き続き、開始予定時間を早めて10時前から商談会をスタート。

CIMG0218.JPGCIMG0218.JPG「ブース近くまで入って商談の模様を視察する佐藤会頭」CIMG0221.JPGCIMG0221.JPG「買い手企業のブースには多くの売り手企業が順番待ちをしている。」 参加した多くの売り手企業が早速お目当ての企業ブースに並び、新規ビジネスチャンスの創出を目指して熱いトークで自社商品の売り込みを行った。午後から会場を巡覧した佐藤会頭は、熊本県から参加している関係者などと懇談を行った後、以下の通り感想を述べた。「一番奥のブースにも多くの売り手企業が順番待ちをしているのを見て、改めて販路開拓イベントに期待値が高いことを再認識することができた。運営面でも、商談件数をリアルタイムでカウントできる仕掛けや面談相手を検索できるシステムを導入するなど毎回工夫・改善しており、マンネリ化した事業になっていないのも素晴らしい。まさに千客万来都市に相応しいイベントに成長してきている。」また担当の小嶋副会頭は、「ワンフロアで開催するには限度があるが、これが本当に商工会議所らしい事業だと思う。」と語り、本イベントを初めて視察した宮城務専務理事は、「会場である府立体育会館の座席の色が赤く、商談を盛り上げる活気のでるカラーだ。大阪発の逆商談会が全国に広がってきた理由もよく理解できた。」と述べた。

CIMG0228.JPGCIMG0228.JPG「2階席から商談会を視察。」CIMG0242.JPGCIMG0242.JPG「熊本県からの参加者と懇談する佐藤会頭。(左)」CIMG0247.JPGCIMG0247.JPG「バックヤードにある事務局で入場者用タグによる商談件数管理方法について説明を受ける佐藤会頭。(左)」

ページの先頭へ

2014年10月23日(木) 6代目道頓堀グリコサイン点灯式 (中央区)

CIMG9964.JPGCIMG9964.JPG「江崎社長はじめ関係者の方と挨拶を交わす佐藤会頭」 CIMG9988.JPGCIMG9988.JPG「世紀の一瞬を見ようと大勢の観客が集まった。」 CIMG9990.JPG「式典の冒頭で挨拶を行う江崎社長(中央=大商常議員)」












 6代目グリコサインの点灯式が道頓堀で開催され、佐藤会頭、西村副会頭らが出席して盛大にイベントが開催された。
 天候にも恵まれた当日は、道頓堀川周辺に多くの観客を集めて式典が開催され、最初に江崎グリコ㈱の江崎勝久社長(本所常議員)が、「創業者が後世に名前が残るものをとのことで1935年に道頓堀の地に看板を掲げた。今回、第6代目のグリコサインはノーベル賞を受賞した青色LEDを14万個使った看板。
生まれ変って輝きを増した新サインもぜひ皆様に愛される存在になって欲しい」と挨拶を行った。
 その後の点灯式には、第5代看板からの改修中に代役を務めてきた女優の綾瀬はるかさんも登壇し、イベントに花を添えた。

IMG_2227.JPG「点灯式を前に観客に挨拶を行う女優の綾瀬はるかさん(佐藤会頭が自ら撮影)」 CIMG0017.JPG「点灯式に臨む関係者。左から江崎グリコの江崎専務、女優の綾瀬はるかさん、道頓堀商店会の今井会長」CIMG0023.JPG「幕が下ろされ新サインが披露された。」













 佐藤会頭は、点灯式の前後に道頓堀界隈の賑わい振りを実地に視察した。
 点灯式視察を終えた佐藤会頭は、「新しい看板は光の輝度が増して素晴らしい眺めを道頓堀に生み出している。大正後期から昭和初期の大大阪時代は、道頓堀行進曲が時代を象徴する存在であったが、平成の新大大阪時代を象徴するのは第6代のグリコサインになることは間違いない。本日の感激を忘れずにさらに千客万来都市の実現に進んでいきたい。新関西国際空港会社が今月20日に発表した平成26年度上期の運営概況によると、関西国際空港の国際線を利用した外国人旅客数が前年同期比31%増の約321万人と過去最高となり、平成6年の開港以来初めて日本人旅客数(約317万人)を上回ったとの報道があった。これは大阪・関西にとって本当に嬉しい画期的な出来事だ。式典の後、今回道頓堀界隈の老舗うどん屋に入ってみたが、欧米の外国人観光客がうどんを食していた。また道頓堀くくる(たこ焼き)の長い行列などミナミの賑わいぶりを目の当たりにし、このデータを改めて実感することがきた。」と感想を述べた。

CIMG0039.JPG「最新のLED照明が採用され、点灯式の舞台も看板の背景に投影することが可能。」IaMG_2221.jpg「佐藤会頭の撮影によるグリコサイン。背景が自在に変わる。」 CIMG0055.JPG「ミナミの街の賑わいを確認する佐藤会頭」

ページの先頭へ

2014年10月23日(木) 富士インパルス㈱ (豊中市)

CIMG9902.JPGCIMG9902.JPG「富士インパルスの山田社長(左)と意見交換を行う佐藤会頭(右から2人目)]   富士インパルス㈱(本社:豊中市庄内)を10月23日に訪問した佐藤会頭は、同社の事業内容を山田和邦代表取締役から説明を受けるとともに、ベトナムビジネス支援事業の最新状況につき意見交換を行った。
 同社が手掛ける包装機械のシーラーはSEAL(=封をする、密封する、密閉する)を語源とする製品で、包材に応じたシール条件(加熱温度や圧力、脱気、ガス充填、印字機能など)に対応した製品開発にノウハウを持つのが強み。山田社長は、「当社は受注に応じて自社内で生産する体制を構築しており、本社工場(豊中市)、徳島工場(三好市)、ベトナム・ホーチミンで主要製品の組み立てを行っている。
 シール(封印)できるサイズは最大3メートルまで対応した実績があり、JAXAのはやぶさが地球に持ち帰ったカプセルの粒子を豪州の現地で採集して密封する折には、我が社のハンディタイプシーラーが活躍した。
充電池採用により携行移動が可能になっとことから用途が広がってきた。
シーラーの需要は医薬品などに加えて食品会社などのニーズも高く、食品の保存性を手軽に高めることができる。
CIMG9905.JPGCIMG9905.JPG「同社3階のショールームでにつき山田社長【左)から説明を受ける佐藤会頭(右)。] CIMG9909.JPGCIMG9909.JPG「卓上型ノズル式脱気シーラーは食品の鮮度保持、酸化防止を実現している。」 当社では現在本社に7名のベトナム人従業員を雇用しているが、うち5名は1984年にベトナムから難民として来日した方で、既に30年以上の勤務歴があるほか、残り2名はホーチミン工科大学の卒業生だ。こうした人のご縁を大切にしてきたことからベトナムへの海外進出が実現できた。」と自社の状況を紹介した。
 また平成24年9月に山田社長が立ち上げたザ・サポート株式会社が進めるベトナム・ロンドウック工業団地のインキュベーションファクトリーでは、大和ハウス工業が拡張を検討しているエリアにさらにレンタルスペース(100㎡の規模のスペースを5社分)を確保すべく交渉を行っており、佐藤会頭にもぜひ引き続きご支援を願いたいとの要請がなされた。ザ・サポート株式会社は、モノづくり中小企業ネットワーク計画の中で、ベトナムへ進出した企業の支援を行う会社。実際に進出した企業の要請や要望を踏まえて柔軟に対応しており、現在の進出状況は以下の通りとのことであった。
 訪問を終えた佐藤会頭は、「ドイモイ政策への転換期にあったベトナムからの難民を自社に雇用してきた山田社長の包容力溢れる志に感銘を受けた。その縁を大切に繋げてきたことにより、今日のビジネス展開に繋がってきている。人も事業も誠心誠意が大切だ。国際競争力のある新商品開発などに課題もあるが、ニッチなマーケットで高いシェアを誇る製品の強みを活かし、大阪の底力をベトナムやアジアでも示していって欲しい。」と感想を述べた。
CIMG9915.JPGCIMG9915.JPG「ハンディ型シーラーについて説明を受ける佐藤会頭。」CIMG9937.JPGCIMG9937.JPG「富士インパルス社内にあるザ・サポートの業務進捗状況につき説明を受ける。」CIMG9946.JPGCIMG9946.JPG「富士インパルス本社前で記念撮影」












○進出企業(ライセンス取得済み) 
ザ・サポートベトナム(進出企業サポート インキュベーションファクトリー運営) (1000㎡)
太陽ブラシベトナム(歯ブラシ、オーラルケアー用品製造)(1000㎡)
フクオカラシベトナム(金属精密部品製造)(750㎡)
富士インパルスロンドウック(包装機械製造)(500㎡)
キムラシールベトナム(包装機械製造)(インキュベーションファクトリー)
ヒカリベトナム(冷凍麺製造)(インキュベーションファクトリー)
金型製造メーカー(インキュベーションファクトリー)             以上7社

○現在進出準備中
鍍金加工 (500㎡)
螺子製造業「(インキュベーションファクトリー)
プレス部品メーカー(1000㎡)                          以上3社

ページの先頭へ

2014年9月9日 白ハト食品工業㈱(守口市)

CIMG9392.JPGCIMG9392.JPG「白ハト食品工業の沿革を紹介する永尾社長(右)」  9日に訪問した白ハト食品工業㈱の永尾俊一代表取締役は、「当社は戦後、天王寺区で白ハト印のアイスクリ-ムの製造・販売を始めたのが始まり。冬場の需要を確保すべく1970年代から新たな分野に進出。いもをベースにしたスイートポテトの開発、たこを使った明石焼きの販売などをスタートさせ、「いも、たこ、なんきん」の専門メーカーとして基盤を固めてきた。
 当社で取り扱う食材は不景気の折でも売り上げが安定しているのが強みだ。
当社で提供する国産さつまいも商品は、全国4ヵ所の直営農園と協働契約農園で全て栽培。
宮崎工場での一次加工、神戸工場での製品化などをへて全国に出荷している。2015年秋には茨城県の行方市で日本最初の体験型農場テーマパーク(資本金3億円)を立ち上げるべく準備中だ。行方市は東京から約1時間半。元々この辺りはさつま芋の産地として有名で、新設する農場内には焼き芋ミュージアムなども併設する予定だ。

CIMG9397.JPGCIMG9397.JPG「同社5階で紹介されているアイスクリーム製造販売からたこ焼き、スイートポテトなどへの変遷史」
 このプロジェクトでは年間30万人の集客を見込んでおり、現地で働く人材は社内で20人の立候補者を募ったほか、新卒社員も派遣し計150名程度で運営する計画だ。現在の年商120億円のうち、いも事業部の売り上げが40億円のほか、たこ事業部(40億円)も好調だ。USJ前や道頓堀などに出店しているが、ミナミの店舗「道頓堀たこ焼き くくる」には世界中からの観光客が訪れ、売上の半分以上が外国人という日もある。
大阪の食文化、とりわけ粉もんへの関心は世界中で強く、お土産用のたこ焼き食品サンプルも人気だ。」と近況を紹介した。
 訪問を終えた佐藤会頭は、「さつま芋一つとっても多くの種類があり、食材のポテンシャルを存分に活かして生産から販売まで一貫して商品化する農業の6次化を目指す経営姿勢に感銘を受けた。さつま芋は自給率100%という数少ない農産品であり、今後のモデルケースとして農業生産法人の「なめかたしろはとファーム」が成功することを期待している。また白ハト食品工業は、上海万博にも出展して大阪の食文化を広く紹介するなど大いに貢献されており、来年のミラノ万博でもぜひご一緒にPRして頂けると有難い。」と感想を述べた。
CIMG9420.JPG「茨城県行方市に建設予定の体験型農場テーマパークについて説明を受ける佐藤会頭(右)」 CIMG9438.JPG「自社開発のコンビニ向け大学イモやたこ焼きセットのお土産につき説明を受ける。左が永尾社長」CIMG9444.JPG「1階の看板前で記念撮影。左が永尾社長、右が佐藤会頭」

ページの先頭へ

2014年9月8日 協同組合関西ファッション連合(中央区)

CIMG9377.JPGCIMG9377.JPG「協同組合関西ファッション連合の事務局で森下理事長(左)と懇談する佐藤会頭(右)」  佐藤会頭は、9月8日に協同組合関西ファッション連合の森下富雄理事長(本会議所常議員)を訪ね、活動状況をお聞きした。
 森下理事長は、「これまで繊維部会では、2006年に中国・杭州で開催された世界レジャー博覧会への出展等を通じて大阪の繊維産業のPRに努めてきた。このほかにもファッション分野の甲子園と呼べるイベントを開催し、日本(10校)や中国、韓国の専門学校にも参加を呼び掛けて若手デザイナー同士の交流の機会などを設けてきた。
 現在は関西ファッション連合の理事長として、繊維・ファッション議員連盟の立ち上げや、オールジャパンの組織である日本ファッション産業協会との連携強化を進める一方、事務局内に戦略室を設けてメイドインジャパン製品の認定書発行に向けた取り組みや品質向上事業などKanFAブランドに磨きをかけるべく取り組んでいる。
また協同組合が間もなく10周年を迎えることから、現在580社のメンバーを700社に増やそうと会員増強運動にも取り組んでいる。
CIMG9380.JPGCIMG9380.JPG「これまでの取り組みにつき説明を行う森下理事長(左)」 日中韓などの政治情勢が厳しい今こそ、民間同士で交流を深めるべきだ。会員企業には海外と接点を持つメンバーも多く、口先だけのグローバル化にならないよう、相手方の文化など徹底して理解し、交流を深めるよう指導している。また繊維業界の若手人材育成のため、主要な大学にファション学科を設置して欲しいと働きかけている。この分野の新興国の台頭は著しいものがあり、かなりの危機感を持って事業に取り組んでいる。」と最近の取り組みを紹介した。懇談を終えた佐藤会頭は、「森下理事長に組織を束ねる力を感じた。会議所の部会活動活性化にも大変前向きな提言を頂き、感謝に堪えない。議員として商工会議所のためにどのような形で役に立てるのか、を日々お考え頂いているからこその見識だ。1月には香港貿易発展局と共同イベントを実施するので、(在阪の繊維関連企業が)中国進出にあたって香港企業とタイアップする道筋も提供していきたい。」と述べた。

CIMG9386.JPG「KanFAの事務所が入る大繊健保会館ビル前で記念撮影。左が森下理事長、右が佐藤会頭」

ページの先頭へ

2014年9月6日 関西国際空港空港駅南広場スペース(泉佐野市)

CIMG9352.JPGCIMG9352.JPG「「関空・泉州グルメフェスタ」の出店先のEH酒造を視察する佐藤会頭」  9月6日に佐藤会頭が視察した第1ターミナルと第2タ-ミナルの結節点となる空港駅は、鉄道ホーム上部空間を高度利用する複合構造物で、第1ターミナルビルの2階及びエアロプラザ(複合管理棟)とが連絡コンコースにより結ばれている。
 当日は南広場スペース周辺で開催されていた「関空・泉州グルメフェスタ」などを見学。同イベントは泉州観光プロモーション推進協議会(堺市、岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、和泉市、高石市、泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町及び岬町で構成)が、関西国際空港の開港20周年を記念して開催したイベント。
 泉州地域と関空が一体となって「~来て観て・食べて・買うて 泉州ならではの魅力を発信~」をテーマに、関空の地元の泉州が誇るグルメブースの出店などが行われた。
CIMG9354.JPGCIMG9354.JPG「南広場で本所議員の佐伯・大起水産会長(中央)らと懇談」 当日、西村副会頭とともに会場を視察した佐藤会頭は、本所議員会社の「大起水産」のブースなどを視察し、佐伯社長や当日ブースを訪れていた歌手の中村美津子さんらと懇談を行った。
 訪問を終えた佐藤会頭は、「関西国際空港の20周年に合わせて様々な催しが行われているのを拝見し、地元の人にとっても愛される存在になってきていることを実感した。
 その日飛行機に乗らなくても、関空に遊びに行きたいと思わせる仕掛けをこれからも発信していって欲しい。」と述べた。





CIMG9356.JPG「展示コーナーは多くの家族連れで賑わっていた。」CIMG9361.JPG「会場を訪れた中村美津子(右)さんらと懇談する佐藤会頭、西村副会頭」CIMG9363.JPG「佐藤会頭(中央)、西村副会頭(左)が歌手の中村美津子さんと記念撮影」

ページの先頭へ