従来、日本企業の強みといえば、製品の質の高さ、つまり良いものづくりでした。しかし、韓国、中国を含めたアジア各国の製品の質が飛躍的に向上する中、今や「良いモノづくりをする」というだけで生き残れる時代は終わりつつあります。
そのような中、顧客視点で付加価値の向上に取り組み、差別化と競争優位の獲得を図るためにブランドという経営資源を活用する企業が増えています。
また社外的な要素だけでなく、自社社員やグループ会社が一丸となるための旗印としてブランドを利用し、組織内での価値観共有をスムーズに実施する企業もあります。 |