大阪商工会議所は9月30日～10月2日にて、海外6カ国 9名の医師を招聘し、関西イノベーション国際戦略総合特区「国際 展開を視野に入れた 臨床手技トレーニング事業」を実施した。
　本事業は、将来的な国際展開を見据え、日本の優れた臨床手技(ソフト)と医療機器(ハード)が一体となったトレーニングを 外国人医師向けに実施し、招聘医師と出身国における手技ならびに医療機器の普及を目指すもの。
　今回は国立循環器病研究センターにて、サンメディカル技術研究所の補助人工心臓を動物の体内に植え込む手術を実施。 併せて、執刀医の目線でフルハイビジョン動画が撮れるエコウスの術野カメラや、ニプロの体外補助循環装置を紹介した。 また大阪大学附属病院においても、心臓への細胞シート貼付手術を実施し、関連医療機器を紹介した。

実施日程

平成25年9月30日（月）～10月2日（火）

主催・共催・後援

主催：大阪商工会議所
共催：独立行政法人 国立循環器病研究センター
後援：第5回国際人工臓器学術大会、第51回日本人工臓器学会大会、第21回国際ロータリー血液ポンプ学会大会
協力：株式会社サンメディカル技術研究所、ニプロ株式会社、エコウス株式会社、株式会社島津製作所、宗教法人在日本南ﾌﾟﾚｽﾋﾞﾃﾘｱﾝﾐｯｼｮﾝ淀川キリスト教病院

実施場所

独立行政法人 国立循環器病研究センター （大阪府吹田市）
大阪大学医学部付属病院 （大阪府吹田市）

対象機器

植込み型補助人工心臓 エヴァハート（㈱サンメディカル技術研究所）
体外補助循環装置（ニプロ㈱）
超小型フルハイビジョン術野カメラ（エコウス㈱）

招聘ドクター

人 数：9名
招聘地域：韓国（1名）、ロシア（2名）、台湾（1名）、シンガポール（2名）、米国（1名）、カタール（2名）

---