「MICEについて語る佐藤会頭」　2013年8月29日(木）、佐藤会頭は、ナレッジキャピタル・コングレコンベンションセンター開設記念イベントとして開催された「うめきたMICE特別セミナー」に招かれ講演を行った。シアトル訪問時の出来事などを紹介しながら講演を行った佐藤会頭は、「人が集まる仕掛けがあるから人が集まり、新たな出会いと予期せぬご縁が生じる。こうした循環があることで、さらに人が来る」と述べ、MICE都市の神髄を香港貿易発展局の副総裁からヒントを得て、今回訪米したシアトルで確認することができたと語った。また大阪がMICE都市を目指す上で必要な要素として企画力を挙げ、既存の会議は継続性や深掘りが重要であり、大阪にはまだまだ海外から人を惹きつけることのできるポテンシャルを持ったイベントがある。今後は大阪の強みであるメディカル分野の振興など、人を呼び込む仕掛けを育てていくことが重要だと指摘した。最後に佐藤会頭は、「大大阪時代の大阪人の気概を取り戻し、MICEに欠かせない食やおもてなしの文化、とりわけ高度なエンターテインメントにも目配りし、全員参加で人を楽しませる都市を目指していかねばならない。」と締めくくった。


「熱心に聴講する参加者」

日　時：2013年8月29日（木）　14時5分～15時22分
場　所：ナレッジキャピタル・コングレコンベンションセンター　ホールAB
主　催：朝日新聞社、㈱コングレ、一般社団法人ＭＩＣＥ総研
テーマ：「関西活性化の起爆剤 千客万来都市OSAKAプラン」
講演者：大阪商工会議所会頭　佐藤　茂雄（京阪電気鉄道㈱最高顧問）
聴講者：MICEに関心ある企業、団体、学校関係者など約300名