2013年(平成25年)8月29日(木)
「うめきたMICE特別セミナー 関西活性化の起爆剤 千客万来都市OSAKAプラン」
次に大阪商工会議所の事業をご紹介しますが、千客万来プロジェクトを一つ一つご紹介するのではなく、私自身が参加してみて、すごいな、と思ったイベント=人を呼び込む仕掛けを皆様にご紹介します。
その一つが昨年インテックス大阪で開催された「ものづくりワールド」です。大阪の潜在力を示す展示会ですが、テープカットの人数をご覧いただいてもこれまでに見たことのない多さです。関東と関西で開かれているようですが、昨年の参加事業者は818社・機関で、3万人の来場者が来られ、このイベントの経済波及効果は25億円と言われております。商都大阪らしいイベントであると申し上げておきます。
「関西ものづくりワールド」
次に、逆商談会「買いまっせ!売れ筋商品発掘市」も大阪ならではのイベントで、大手スーパーなどの出展企業に対し、大阪含む全国47都道府県の全てから売り込み攻勢があります。今年は会場を大阪府立体育会館に移し、規模を拡大して10月4日に実施します。しかも、この事業からスピンアウトして、今年、新しい事業が出来たほどです。だんだんと発展系に繋がっており、商都大阪の面目躍如たるものがあります。
「買いまっせ!売れ筋商品発掘市」「「買いまっせ!売れ筋商品発掘市」の実績」
「スタイリングEXPO」や「リビング&デザイン展」もご紹介します。これらも大阪の街を舞台にして行われます。リビング&デザイン展には海外からの参加もあるのですが、会場の大阪国際会議場が狭すぎて、街中にも展示するほどまでになっています。これも大阪らしいテーマで「衣・食・住」全てにからむわけですが、喜多先生は日本人のマンションが納戸化しすぎているのではないかと指摘され、もっとお客様を自宅に呼び込めるようリフォームすることで、食分野のみならず衣食住分野で段階的に内需拡大に貢献できるのではないかと提案されています。今後、街中に大きな広がりが生まれ、裾野や世界への広がりも生まれてくることでしょうから、本会議所でも喜多先生と一緒になって事業を進めているところであります。逆商談会もそうですが、大阪は海外から人を惹きつけることの出来るポテンシャルを持っていると言えましょう。私たちはこれに気がつかないといけないと思います。この4月に大阪観光局が生まれましたが、いずれも観光局がプロモーションの力を発揮する対象となり得るものばかりです。
しかも、これを後押しするのが、交通インフラの充実であります。九州新幹線の開通により西日本は一つにまとまり、九州は距離が近くなりました。ピーチアビエーションの路線網の拡大により、大阪・関西は国内と共にアジアと結ばれる都市の数が増え、交流が活発化しております。千客万来都市OSAKAプランや先ほどご紹介したイベントも益々発展することから、将来も期待できるというものであります。
「リビング&デザイン展」
「「リビング&デザイン展」今年の開催概要」
「スタイリングEXPO」