概要

□日　時：2015年7月2日（木）　13:30～14:00
□場　所：大商3階貴賓室
□来訪者：在大阪・神戸インド総領事館　Ｔ．アームストロング　チャングサン総領事
□応対者：大阪商工会議所　佐藤茂雄会頭、宮城勉専務理事

□内　容：本年6月に着任したＴ．アームストロング　チャングサン総領事が佐藤会頭を表敬訪問した。本会議所ではジェトロ大阪本部と共催で2015年2月に「インド経済視察団」を派遣。モディ新政権下での経済政策に在阪企業も期待を高めており、製造業を中心に28社が参加した。席上、チャングサン総領事は、「モディ首相は、グジャラート州の首相を約10年務め、その間に同州は最も高い経済成長をとげてきた。このように経済にも明るい方なのでこうした取り組みを全国に広めようと外資への規制緩和などを進めている。昨年の総選挙ではモディ氏与党のインド人民党（ＢＪＰ）が圧勝し、下院では30年ぶりとなる単独過半数を得られたこともあって、経済政策も意思決定が素早く行える環境が整いつつある。」と最近の動きを紹介した。これに対して佐藤会頭らは、先の経済ミッションの参加企業のうち10社ほどが進出や技術提携などで交流を深めたいと希望していると紹介。今後、総領事館でも更なるフォローアップを行って欲しいと述べ、とりわけ州ごとに異なる税制の改善や法律面での手続きの簡素化を進めて欲しいと要望を行った。モディ政権は昨年5月26日に発足後、約1年が経過。今後、同政権の下、大阪・関西企業との経済交流の深化に期待が高まっている。