「自民党大阪府連 竹本会長ほか所属国会議員との懇談会」(平成27年3月27日)

  6月の成長戦略に向けて、自民党の竹本直一大阪府連会長と佐藤会頭の間で、3月27日に意見交換の機会が持たれた。

「自民党大阪府連 竹本会長ほか所属国会議員との懇談会」(平成27年3月27日)

概要

□日時:2015年3月27日(金) 15:30~16:30
□場所:衆議院議員第2会館 地下1階第3会議室
□出席者:
<自民党側>
 大阪府連会長 竹本 直一氏
 所属国会議員 左藤 章 氏
        佐藤 ゆかり氏
        大西 宏幸氏
□懇談会概要
 6月の成長戦略に向けて、自民党の竹本直一大阪府連会長と佐藤会頭の間で、3月27日に意見交換の機会が持たれた。
 席上、佐藤会頭は、リニア中央新幹線の問題に触れて、「公共輸送機関としての社会的使命を負う鉄道会社は、社会的事業であることも鑑み、新線建設にあたってはこれまでにも公的機関による負担軽減措置を講じてもらえるよう働きかけてきた。とりわけリニア中央新幹線の全線同時開業は、国土強靭化の基本計画を考える上で国家プロジェクトとして国による支援が是非とも必要との認識で意思統一が可能だ。前回の協議会で前倒し財源確保のための方策など提案させて頂いているが、まずはJR東海さんや国土交通省にも勉強会に入って頂き、ご一緒に検討する機会を持つことが重要だ。」と述べた。
 これに対して竹本府連会長は、「関係者による情報共有が必要。JR東海は東名間をまずやり遂げることに全神経を集中させているが、名阪間についても最近熱をおびつつあるように思う。6月にまとめる骨太方針のなかではっきりとさせていきたい」と述べた。このほか大阪府連側からは左藤章議員、佐藤ゆかり議員、大西宏幸議員も出席して情報交換を行った。
 懇談を終えた佐藤会頭は、「18年間のブランクが関西、ひいては日本経済及ぼす影響を心配している。同じ経営者の観点からJR東海の考えもわかるので、前段階の勉強会のような形でスタートさせ、関西のエゴではないことを説明していきたい。今後はJR東海さんのリニア建設に関する考え方を良くお聞きするとともに、東西2極化を考える上で同時開業がいかに重要かをご理解頂けるよう努めたい。」と感想を述べた。

DSC_0030.JPG「懇談会で発言を行う自民党の竹本直一大阪府連会長」

DSC_0032.JPG「同じく発言する大阪選出の国会議員 佐藤ゆかり議員」

DSC_0034.JPG「同じく発言する大阪選出の国会議員 左藤章議員」

DSC_0043.JPG「懇談で意見を述べる佐藤会頭」