「日本航空㈱植木代表取締役社長との懇談」(平成27年3月18日)

  懇談会では、冒頭、日本航空の植木社長から「お陰様でロサンゼルス線が3月20日に開設となるはこびとなった。」との挨拶に続き、米澤執行役員から当面の予約状況について、「3月より4月、4月より5月と徐々に数字が上昇している。日本発のビジネスクラスが少し伸び悩みといったところ。一方、海外観光客の需要が見込み以上に好調で、インバウンド需要のビジネスクラスが強い。」との説明がなされた。その後、佐藤会頭からロサンゼルス便の再開に関する御礼状が植木社長に手渡され、引き続き参加者間で意見交換が行われた。

「日本航空㈱植木代表取締役社長との懇談」(平成27年3月18日)

概要

日 時:2015年3月18日(水) 16:00~16:30
場 所:日本航空㈱本社会議室
先方参加者:日本航空(株)
        植木代表取締役社長、上川取締役専務執行役員、菊山専務執行役員、
                  米澤執行役員、中野執行役員、森岡路線計画部長、西村主任
当方参加者:大阪商工会議所:佐藤会頭、宮城専務理事ほか
        日本旅行業協会:角倉関西事務局長
        大阪府:井上戦略事業室長、河原戦略事業室主査
        新関西国際空港(株):福島会長、住田執行役員ほか 

 懇談会では、冒頭、日本航空の植木社長から「お陰様でロサンゼルス線が3月20日に開設となるはこびとなった。」との挨拶に続き、米澤執行役員から当面の予約状況について、「3月より4月、4月より5月と徐々に数字が上昇している。日本発のビジネスクラスが少し伸び悩みといったところ。一方、海外観光客の需要が見込み以上に好調で、インバウンド需要のビジネスクラスが強い。」との説明がなされた。その後、佐藤会頭からロサンゼルス便の再開に関する御礼状が植木社長に手渡され、引き続き参加者間で意見交換が行われた。

 席上、佐藤会頭は、「次のロンドン線のためにも、ロス線の成功が重要。さらに同じ北米方面、シカゴ路線の再開も是非その次に考えて頂きたい。我々も先日大商内にスポーツ・文化振興特別委員会を新たに設置し、これらスポーツ・文化イベントに備えて活動を開始した。中野執行役員にも委員にご就任頂いたところであるが、2016年10月には、下村文部科学大臣の呼びかけで、スポーツ・文化ワールドフォーラムが関西で開催される予定となっている。その計画では世界中から1000~2000人の参加者を集客することになっている。スポーツ・文化イベントは最初に京都で会議が開催(後半は東京)されるが、関西では、現在でもホテルがなかなか取れないのは皆様も良くご存知の通りだ。これからはそういった大型イベントに備えて受入れ態勢の構築が最大の課題だ。本日、これから太田国土交通大臣とお会いする予定であり、日本航空さんの北米便の再開決定について御礼を申し上げておく。私自身も今度、シアトルに行く折には、ロサンゼルス便をぜひ利用させて頂きたい。」と語った。

 懇談を終えた佐藤会頭は、「欧米から関西を訪れる観光客は確かに増えていると実感しており、米国から関西へのインバウンド需要が多いのは心強い。これを継続していくには、大阪が玄関口となって関西の他の地域と繋がり、それぞれの地域が持っている魅力を発信する努力を積み重ねることが大事だ。」と感想を述べた。なお20日に関西国際空港で開かれたロサンゼルス便就航記念セレモニーには本会議所から尾崎副会頭が参加して花を添えた。

P3181157.JPG「3月18日に日本航空本社での懇談会の模様」

P3181158.JPG「写真右側が日本航空幹部、左側が佐藤会頭はじめ関係者一行」

xxxP3181164.jpg「佐藤会頭(左)から植木社長に御礼状が贈呈された。」

DSC_0004 - コピー.JPG「3月20日の就航日には関西国際空港内に多くのPRチラシが掲示された。」

DSC_0014.JPG「開設式典で挨拶を行う日本航空の植木社長」

DSC_0028.JPG「尾崎副会頭(左から2人目)も参加して20日に関西国際空港南ウィングで出発セレモニーが開かれた。」