「経済界トップと知事、市長の意見交換会」
「大阪観光局運営推進協議会」
「第3回 水と光のまちづくり推進会議」
(平成26年7月7日)

「経済界トップと知事、市長の意見交換会」「大阪観光局運営推進協議会」「第3回 水と光のまちづくり推進会議」
 (平成26年7月7日)

概要

□日時:2014年(平成26年)7月7日(月) 15時~18時
□場所:大阪国際会議場12階1202会議室
□会合:15時~15時30分    「経済界トップと知事、市長の意見交換会」
    15時45分~16時45分  「大阪観光局運営推進協議会」
    17時~18時       「第3回 水と光のまちづくり推進会議」

□参加者:以下の通り(順不同)
  大阪府知事 松井 一郎氏 
  大阪市長   橋下  徹氏
  大阪商工会議所会頭 佐藤 茂雄氏
  公益社団法人関西経済連合会会長 森 詳介氏
  一般社団法人 関西経済同友会代表幹事 加藤 貞男氏
  大阪府市都市魅力戦略推進会議会長 橋爪 紳也氏 
            (大阪観光局運営推進協議会、水と光のまちづくり推進会議に出席)

<佐藤会頭の主な発言内容>
「経済界トップと知事、市長の意見交換会」
 2020年の東京五輪を見据え、2015年のシンボルイヤーをキックオフとして文化を基軸にイベントを展開していくことは大賛成だ。ロンドン五輪が良い事例だが、五輪後も海外からのお客様を呼び込んでいけるような仕掛けが大事だ。3月に下村・文部科学大臣より大阪・関西でスポーツ・文化版ダボス会議を開催してはどうかとご提案頂いた。この件は1月のダボス会議で安倍総理が自ら表明されたと伺っている。(下村大臣が近連の講演会でご発言されたので)大商が代表してお話を伺ったが、その後下村大臣とシュワブ・世界経済フォーラム会長との話し合いで2016年に東京と大阪・関西の併催で実施したい方針だとのご意向を承っており、現在、森・関経連会長らにも詳細のご説明を進めているところだ。知事、市長にも是非ご理解賜り、ご支援ご協力をお願いしたい。また大阪と言えば「食」だ。来年ミラノで万博が開催されるがイタリアの総領事も随分期待されている。ぜひ、行政でも積極的にブースを構えて大阪をPRする機会を設けてほしい。2017年には大阪で食博も開催される。我々もどのような絵が描けるのか考えてみたい。

「大阪観光局運営推進協議会」
 大阪観光局には、個々の企業が努力している内容を把握し、全体を掴み取る努力をお願いしたい。また同時に大阪全体をとりまとめるMICE戦略を早急に策定してもらいたい。観光局長の評価については、複数年で見ないとわからないと分からないと判断している。単年度で基準を決めて実施するのであれば京都や奈良など他都市と比較するなどもっと精緻なデータが必要だし、報酬を増額する際にはその原資も念頭においておく必要があるのではないか。

「第3回 水と光のまちづくり推進会議」
 佐藤会頭が会長であり、議長を務めた。会合では、水都大阪パートナーズによる平成25年度事業の進捗が概ね予定通り進んでいることを踏まえて出席者からの意見聴取を行った。佐藤会頭は、水辺空間への投資を促進するためにインフラ整備などの要望がないかとヒアリングした上で、「知事、市長に要望のあった規制緩和などはオーソリテイとタッグを組んで進めてほしい。水都大阪パートナーズはコーディネーター役。2015年のイベントを成功に導くべく緊密に連携し、水と光が楽しめる大阪ならではのブランド(定番商品)を作り上げていって欲しい」と要請。水都大阪パートナーズからは、今年度中之島公園で取り組む水の都の夕涼みイベントなどが紹介された。

 これらの会合を終えた佐藤会頭は、「会合の席上、松井知事と橋下市長に、もう一度秋にこうした機会を持ちたいと申し上げたが、経済界と行政が連携を密にする必要性を改めて感じた。」と述べた。

CIMG8821.JPG「橋下大阪市長(右)、松井大阪府知事(右から2人目)と意見交換する佐藤会頭(左から2人目)」

CIMG8820.JPG「熱弁をふるう橋下大阪市長(右)」

CIMG8827.JPG「「第3回 水と光のまちづくり推進会議」で平成25年度事業の進捗状況が報告された。」