「香港貿易発展局 古田茂美日本首席代表との懇談」
懇談概要
□日 時:平成25年12月25日(水)10:30~11:00
□場 所:京阪電鉄東京事務所
□参加者:香港貿易発展局 日本首席代表 古田茂美氏
香港貿易発展局 大阪事務所長 伊東正裕氏
大阪商工会議所 会頭 佐藤茂雄
□内 容:当日の議事概要は以下の通り。
古田代表は、「これまで香港貿易発展局では、日本の自治体や九州経済連合会などと15機関と提携関係を締結し、相互のビジネス交流をサポートしてきた。大阪を何度か訪問しているマーガレット・フォン副総裁(佐藤会頭は今度で4回目の面談)は、今後の戦略的重点地域として関西を挙げており、来年の佐藤会頭の来港に併せて提携を結べないか提案したいとの考えを示してきた。香港においては、現在、環境、教育など6つの戦略分野を掲げているが、特に大阪が得意とするメディカル関係(ライフサイエンスからバイオテクノロジーなど)も重点項目に掲げ、これから取り組みを加速していきたいと考えている。その意味で大阪商工会議所とも従来以上に緊密な関係を保っていきたい。」と説明を行った。これに対して、佐藤会頭は、「香港貿易発展局が日本で様々な活動を展開していることに驚かされた。マーガレット・フォン副総裁とは、9月に食品・物流のミッションを率いて来阪された折、フジオフーズ関係会社のスイーツをぜひ食べて帰って欲しいとご紹介申し上げた。今回の訪問団にはそのお父様をはじめ食ビジネスの代表者にも加わってもらった。これまで大阪商工会議所と香港貿易発展局との間では、すでに共同での様々な活動を行っていることは良く承知しており、今後活動を充実させるには分野を絞っておく必要がある。今日、香港が老齢化社会世界一であるといった状況をお聞きし、健康分野や医療分野で協力の可能性があると感じた。1月15日にMOUを締結するにあたって、具体的なアクションを起こせるような文書に調印すると共に、訪問予定メンバーにメディカル、ライスサイエンス関係に強い人を加えられないか考えてみたい。今後は事務レベルで情報交換を行い、スピード感を持って進めたい。」と述べた。