「第2回水と光のまちづくり推進会議」(平成25年12月24日)

 佐藤会頭は、12月24日に開かれた「第2回水と光のまちづくり推進会議」の会合に出席した。同会議が開かれたのは本年5月7日に続き2回目。当日は佐藤会頭(同推進会議会長)の進行の下、水都大阪パートナーズ関係者から今年度の事業進捗状況が報告されたほか、2015年のシンボルイヤーに向けた取り組みの進め方などについて出席者による意見交換の機会が持たれた。

「第2回水と光のまちづくり推進会議」

概要

□日 時:平成25年12月24日(火)13:30~14:45
□場 所:大阪府咲洲庁舎 2階 咲洲ホール
□参加者:松井一郎 大阪府知事(水と光のまちづくり推進会議副会長)
       橋下 徹 大阪市市長(水と光のまちづくり推進会議 委員)
       佐藤茂雄 大阪商工会議所 会頭(水と光のまちづくり推進会議 会長)
       内海朋基 関西経済連合会 都市創造・文化観光委員会副委員長(代理)
                         (水と光のまちづくり推進会議 委員)
       福島伸一 関西経済同友会 常任幹事(代理)
                         (水と光のまちづくり推進会議 委員) 
       橋爪紳也 大阪府市都市魅力戦略推進会議 会長 
                         (水と光のまちづくり推進会議 委員)

□内 容:当日の議事概要は以下の通り。 
 「水と光のまちづくり推進会議」は、佐藤会頭が5月7日の第1回会合にて推進会議会長に就任。今回の会議では、事業運営を行っている一般社団法人水都大阪パートナーズの関係者から2013年度のアクションプラン進捗状況について報告がなされ、水都大阪フェス2013では22億円の経済波及効果があったなど一定の成果を収めたとの報告がなされた。このほか、橋爪紳也委員(大阪府市都市魅力戦略推進会議 会長)からは2015年のシンボルイヤーに向けた推進体制などが説明された。当日は、大規模かつ裾野の広い事業展開を統一的にプロモーションするため、「水都大阪2015実行委員会」を立ち上げ、広く民間と提携を行いながら運営していくことが決まったほか、橋下委員からは河川など公共空間における占有期間の規制緩和の状況、さらには中之島公会堂前の道路や周辺エリアの活用方法や電源などインフラ整備の予算化状況、さらには松井副会長からは水上ホテルに関する規制など多岐にわたる質問がなされ、今後必要な規制緩和があれば直接、知事、市長で判断できる場を設けるので迅速に知らせて欲しいとの意見が出された。また福島氏は、「水辺イベントの日常化は大賛成だ。水と光の両方のキラーコンテンツを持つ都市は少ない。そのためには民間が事業化できる環境が必要で、これらの事業に磨きをかけて海外のエージェントなどにも情報発信していくべきだ。現在訪日外国旅客1000万人のうち、約1/4の250万人が関空を利用している。」と意見を述べた。佐藤会長は、「中之島ゲート(西部)はポテンシャルを秘めたエリアであることを再認識できた。電気やガスなど基本的インフラの整備を急いで頂きたい。民間企業もやる気だ。本町橋界隈の護岸は水辺テラスで景観を楽しむことができない。東横堀川東岸では小型船の発着も予定されており、何とか規制を緩和して頂きたい。」などの意見を述べると共に、2015年のシンボルイヤーに向け、中之島などの水辺空間を活用して観光客を呼び込む仕掛けを充実させ、様々な催しを単発ではなく通年で楽しめる場として提供していくことが大阪らしい水都スタイルの魅力創造につながるのではないかと感想を述べた。

CIMG6467.JPG「橋下大阪市長(右中央)と意見交換を行う佐藤会頭(左)」
CIMG6465.JPG「同会議にて意見を述べる福島委員(左) 左側が経済界関係者」
CIMG6459.JPG「2015年のイベント構想などが披露された。」
CIMG6445.JPG「会議には多くのマスコミも詰めかけ関心の高さが伺われた。」