日本航空訪問(欧米路線早期復便要請について)(平成25年10月23日)

 佐藤会頭、新関空会社の福島会長らは、10月23日に日本航空本社を訪問。本会議所や関西経済連合会等の会員企業を対象に実施した北米・欧州路線のビジネス需要に関する利用実態アンケート結果等をもとに説明を行い、早期の欧米路線復便を求める要望書を植木社長に手渡した。また新関西国際空港の福島会長は「、経済界・自治体・旅行業界・空港会社のオール関西が一丸でチームとなって、JALロンドン・ロス便をサポートする。来年は、関西空港開港20周年、御社にとっても再上場から3年目というお互い記念すべき年となる。重ねて復便をお願いしたい。」と呼び掛けた。

日本航空訪問(欧米路線早期復便要請について)(平成25年10月23日)

懇談概要

□日 時:2013年10月23日(水)15:30~16:10
□場 所:日本航空(東京)
□面談者: 日本航空 植木社長、菊山専務(路線統括本部長)、加藤執行役員(西日本地区支配人)、森岡路線計画部長、路線計画部 小山グループ長、西村主任
□訪問メンバー;以下の通り 
 大阪商工会議所;佐藤会頭(京阪電気鉄道(株)最高顧問)
 新関西国際空港(株):福島会長、住田執行役員
 関西経済連合会:亘関空担当委員長(南海電気鉄道(株)社長)
 日本旅行業協会:髙橋関西支部長((株)JTB西日本社長)
 大阪府      :大西空港戦略課長、河原主査   

□懇談時の発言内容は以下の通り。
 (佐藤会頭)お忙しい中、お時間頂き感謝申し上げる。本日は関西の経済界・自治体・旅行業界を代表して、関西経済連合会と大阪府、日本旅行業協会、新関西国際空港(株)と共に、早く相思相愛の関係となれるよう、以前から要望している関西空港からのロンドン・ロサンゼルス線復便の状況を伺いに参った。
(日本旅行業協会・髙橋関西支部長)JALブランドで主力の欧米路線がなく、東京もしくは海外を経由しなければならないなど、利用者の利便性の問題がある。かつての反省を踏まえ、両路線を戦略的に考え、まずは、ビジネス需要、次に観光需要の確保を検討頂きたい。需要を通年で確保する必要があり、オフ期をどうするかがキーポイントである。今回の関西一丸となったJALロンドン・ロサンゼルスのサポートに関西の旅行業界としても賛同し、参加する。具体的活動としては、多様な旅行商品の造成等、全力で取り組む考えだ。日本航空にロンドン・ロサンゼルスの就航を熱望している。
(日本航空・植木社長)ロンドン・ロサンゼルスについて、強い要望があることは承知している。関西から収益性のある便があればチャンスとして捉える。力強い応援をいただけるとのことであり、長いスパンの就航期間で考えるべく検討ていきたい。

佐藤回答から植木社長へ要望②.JPG「日本航空の植木社長(左)に欧米路線の早期復便に関する要望書を手渡しする佐藤会頭(右)」