日本生活文化フォーラム(平成25年10月16日)

 佐藤会頭は、16日に大阪市内で開かれた2013年度第1回ベスト・プロデュース賞授賞式に来賓として出席。引き続き開催された受賞者を交えた日本生活文化フォーラムにパネリストとして参加し意見交換を行った。

日本生活文化フォーラム(平成25年10月16日)

懇談概要

□日 時:2013年10月26日(水) 15:30~16:45
□場 所:帝国ホテル3階 エンパイアルーム
□テーマ:日本の生活文化について
□進 行:大阪教育大学 吉田晴世教授(日本生活文化推進協議会 理事)
□登壇者:以下の通り
 大阪商工会議所 会頭 佐藤茂雄氏(京阪電気鉄道㈱ 最高顧問)
 一般社団法人日本生活文化推進協議会 副理事長 喜多俊之氏
 大和ハウス工業㈱ 代表取締役会長兼CEO 樋口武男氏
 ㈱ロックフィールド 代表取締役社長 岩田弘三氏
 ㈱星野リゾート 代表取締役社長 星野佳路氏

 佐藤会頭は、16日に大阪市内で開かれた2013年度第1回ベスト・プロデュース賞授賞式に来賓として出席。引き続き開催された受賞者を交えた日本生活文化フォーラムにパネリストとして参加し意見交換を行った。
 同イベントは一般社団法人日本生活文化推進協議会が主催し今年度より始まったもの。ベスト・プロデュース賞実行委員会では、人々が健康的に生活できる環境作りや、豊かな生活を享受するための衣食住文化に関する向上に寄与した企業、個人、団体などから4名を選出して表彰。(実行委員長は同協議会副理事長の吉川秀隆氏<タカラベルモント㈱代表取締役会長兼社長>)
 また日本生活文化フォーラム実行委員長は、プロダクトデザイナーの喜多俊之氏(同協会副理事長)が務めている。
 当日、来賓挨拶を行った佐藤会頭は、第1回目に大変素晴らしい4名の方が選出されたことをお喜び申し上げると述べるとともに、引き続き開催されたフォーラムにおいて「大商では大大阪時代の気概に学ぶべく精力的に事業に取り組んでいる。日本の良さを知り、衣食住の文化を振り返るときに、NHK大阪放送局に隣接する歴史博物館に貴重な展示物があるのでぜひ一度ご覧頂きたい。一方、新しいものを取り入れる努力も欠かせない。現在の日本は狭い居住スペースが納戸化しており、人を招き入れることができない。これからは、リノベーション文化を育て、「おうちサロン化」を進めることが、地域の街おこしひいては内需振興につながる。
 大商では現在、喜多先生とご一緒にプロジェクト化できないか検討中だ。また大大阪時代に道頓堀行進曲が流行したが、音楽産業も大阪にとって大事な要素だ。衣食住の生活のなかで息づいてきた音楽文化を継承していかねばならない。」と述べた。
 今回の受賞者は以下の通り。
<受賞者>
【住部門】樋口武男氏(大和ハウス工業㈱ 代表取締役会長兼CEO)、 
【伝統部門】千玄室氏(裏千家 大宗匠)、
【食部門】岩田弘三氏(㈱ロックフィールド 代表取締役社長)、 
【空間部門】星野佳路氏(㈱星野リゾート 代表取締役社長)

CIMG2234.JPG「ベスト・プロデュース賞授賞式で来賓挨拶を行う佐藤会頭 」


CIMG2302.JPG「日本生活文化フォーラム全景」


①CIMG2307.JPG「日本生活文化フォーラムにてパネリストとして参加する佐藤会頭 」