□ 「水と光のまちづくり推進会議」「大阪観光局運営推進協議会」(5月7日)

 佐藤会頭は、5月7日に開かれた「水と光のまちづくり推進会議」「大阪観光局運営推進協議会」の会合に出席した。これらの会議はさる2月18日に開かれた大阪の都市魅力創造にかかる府・市・経済団体のトップ会議を受けて開催が決まったもの。席上、両会議では、推進会議や協議会の規約承認、役員選任が行われた。、また引き続き平成25年度事業計画について説明が行われ、その後出席者による意見交換の機会が持たれた。

「水と光のまちづくり推進会議」「大阪観光局運営推進協議会」

佐藤会頭発言概要

□日 時:平成25年5月7日(火)14:00~15:45
□場 所:大阪商工会議所 4階 401号会議室
□参加者:松井一郎 大阪府知事
     橋下 徹 大阪市市長
     佐藤茂雄 大阪商工会議所 会頭
     森 詳介 関西経済連合会 会長
     鳥井信吾 関西経済同友会 代表幹事
     橋爪紳也 大阪府市都市魅力戦略推進会議 会長
□内 容:佐藤会頭の主な発言などは以下の通り。 

 「水と光のまちづくり推進会議」では、佐藤会頭が推進会議会長に就任。同会頭は、「今後、2015年を大阪まちづくり400年と位置付け、水と光のまちづくりを強力に推進していきたい。そのため、民間の先駆的な取り組み実施にあたり、縦割り行政をやめて十分な規制緩和で支援して頂きたい。」と述べる一方、水都大阪パートナーズ提案企業体の事業計画に対して、大阪は常夏のシンガポールなどと条件が異なるため、冬期の水辺の魅力発掘が課題の一つになると指摘。また、ミナミの道頓堀で検討されている新規プロジェクトについては、既存の舟運ビジネスとの両立を目指した事業展開を検討すべきだと述べた。
 また「大阪観光局運営推進協議会」では、会長に松井大阪府知事が就任。席上、意見を述べた佐藤会頭は、4月から事業を開始した大阪観光局が、母体となる大阪観光コンベンション協会の福島会長や理事長との連携の下、外国人訪日客のデータ収集を関西国際空港で開始したことなどにふれて、順調なスタートを切ったと評価する一方、今後MICE都市などを目指すには、自治体が推進の中心になるべきで、予算も十分につけるべきだと意見表明を行った。
 なお両会議では、事業推進にいずれも評価指標を導入・設定。事業の推進状況をチェックする評価制度を導入し、毎年検証を行うことが決定した。

以 上



CIMG8891.JPG「府・市・経済団体のトップによる「水と光のまちづくり推進会議」と「大阪観光局運営推進協議会」」


CIMG8890.JPG「「水と光のまちづくり推進会議」で水都大阪パートナーズ提案企業体による説明を聞く会合参加者」


CIMG8901.JPG「「大阪観光局運営推進協議会」で意見交換を行う参加者。左から佐藤会頭、松井大阪府知事、橋下大阪市長