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英文秘密保持契約(NDA)実務セミナー

~契約交渉で交わされるNDA作成の基本~
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  • セミナー・講習会
 海外企業とのビジネス交渉を開始する段階で、海外企業へ開示する技術情報、営業秘密を保護するためには秘密保持契約(NDA)は必須です。一方、海外企業から英文秘密保持契約(NDA)の締結を求められるケースも増えています。
 相手当事者のみの情報が守られる片務的なNDAや、契約期間の短い開示者に不利なNDAの締結を要請される場合もあり、また、契約内容の不備がトラブル発生原因になるケースも多くみられ、最悪の場合は、差止め請求や損害賠償請求の紛争に発展する可能性もあります。
 今回は国際取引契約、紛争仲裁、調停の専門家を講師にお迎えし標記講座を開催致します。本講座では、NDA契約の基礎知識から、作成の留意点、記載しておくべき主要条項 などを学びます。実際の契約に直面する際に役立つ内容となりますので、皆様、是非ご参加下さい。

開催日時

2021年9月8日(水)

開催時間 等

13:30-16:30

場所

大阪商工会議所 4階 402号会議室
大阪市中央区本町橋2-8
x 地図情報はこちら

対象

全対象向け (※企業等において国際貿易、国際事業、国際法務をご担当されている方など)

参加費

会員 9,000円 非会員 13,000円(資料代、税込)

講師

GBC(ジービック)大貫研究所 代表
大貫 雅晴 氏
公益社団法人日本仲裁人協会 理事
京都国際調停センタ―運営委員兼調停人
関西大学経済・政治研究所 顧問
同志社大学、大阪府立大学 大学院兼任講師 

プログラム

第Ⅰ部 秘密保持契約の基本的知識

1. なぜ秘密保持契約が必要なのか
1)秘密情報の開示、及び受領のリスク事例紹介
2)秘密保持契約書締結の目的とメリット

2. 営業秘密、秘密情報の法的保護
1)不正競争防止法による「営業秘密」の保護
2)水際措置(関税法による輸出・入差止)
3)契約による「秘密情報」の保護

第Ⅱ部 秘密保持契約書作成の基本的留意事項

1. 契約書の形式と締結時期
1) 片務契約:一方当事者のみが守秘義務を負う契約
2) 双務契約:双方当事者が守秘義務を負う契約
3) 工場見学などの場合の誓約書方式

2. 秘密保護管理のための準備措置
1)開示秘密情報の特定(必要最小限の開示)
2)秘密情報記録媒体の特定とマル秘の付記

3. 定型契約条項(テンプレート)の利用とそのリスク

第Ⅲ部 秘密保持契約書 主要事項と紛争解決条項の留意点

1. 主要条項の留意点
1)契約当事者と開示・受領当事者の確認
2)契約の目的、開示の目的の確認
3)秘密情報の特定、定義と秘密情報の例外
4)秘密保持義務
  ・開示する者の特定と第三者への開示禁止
  ・秘密情報の目的外使用(流用)禁止
  ・守秘義務の例外(行政、司法への開示)
5)秘密情報の取り扱い
  ・漏洩等の通知義務
  ・複製、コピーの制限
6)差止め、損害賠償、固定額の損害賠償予約
7)契約期間と守秘義務期間
8)契約終了後の秘密情報の返還と守秘義務残存義務
9)ノーライセンス規定
10)ノーワランティ規定

2. 紛争解決関係条項の留意点
1)準拠法条項
  ・自国法、相手国法、第三国法、他
2)紛争解決手段の選択―裁判か仲裁かー
3)紛争解決条項
  ・裁判管轄条項、仲裁条項、複合的解決条項

定員

40名(先着順)

注意事項

(1)<申込み後のキャンセル>
 ※キャンセルの際は必ず担当宛にメールでご連絡下さい(intl@osaka.cci.or.jp)。
 ※メール件名は、「【キャンセル】NDAセミナー(貴社名)」にてお願いします。
 ※ご連絡がない場合や、9月1日(水)以降のキャンセルは、受講料全額を申し受けますので、ご了承ください。

(2)<注意事項>
・自然災害等が発生した(する恐れがある)場合やその他の状況において、主催者は予告なく開催時間を変更したり、開催を延期または中止したりする場合があります。主催者は、これにより生じた参加者の損失及び損害を補償しません。
・主催者は、運営上の立場から問題がある(問題が生じる恐れがある)と判断した場合には、参加者に対して入場を制限する等の権限を有するものとします。なお、これにより当該参加者に生じた損害について主催者は一切の責任を負わないものとします。
・主催者は、本セミナーを契機として参加者間で生じた一切に関し、その責任を負いません。
・参加者は、自己の不注意その他によって生じた会場設備もしくは会場等建造物又は人身等に対する一切の損害について、責任を負うものとします。
・セミナー中のパソコンの使用、録音・撮影は禁止されております。また、会議所内の電源を無断使用も認められておりません。
・ここに記載されていない事項については、主催者がその解釈と決定を行う権利を保有します。
・お申込みを以て、これらの事項を承諾したと見做します。

(3)<新型コロナウイルス感染予防対策について>
 受講者の皆様に安心してご参加いただくべく、室内換気等の必要な対策を講じた運営体制のもと講座を実施いたします。受講申し込み者様におかれましても、マスク着用や、咳・発熱等の症状がある場合の参加見合わせなどにご協力をお願い申し上げます。
 なお、感染拡大状況によっては、講座内容を変更する可能性や、開催を延期または中止させていただく場合がございます。延期または中止の場合、受講申し込み者様に速やかにご連絡し、振込された受講料を返金いたします。

(4)<講座の運営について(感染症対策)>※感染拡大状況によって変更する場合があります
 〇ビル・会場内は常時換気システムを稼働(外気を取り入れ循環)させています。
 〇会場の扉は定期的に開放もしくは開放したまま実施します。
 〇参加人数を会場の収容定員の半分以内としています。
 〇机・座席は人と人との適切な間隔をとって配置します。
 〇会議室内の什器・備品は事前に消毒を行っています。
 〇会場入口にアルコール消毒液を設置し、検温を実施します。
 〇スタッフは事前に手指の消毒を行い、マスク着用の上対応させていただきます。

お申込み方法

◆講座の約1週間前までに、下記の申込フォームからお申込みいただくか、申込書をFAXかE-mailにてお送りください。
◆講座の2日前までに、受講料を下記いずれかの口座にお振り込みください(振込手数料は貴社にてご負担下さい)
◆講座開催1週間前頃に受講票をお送りさせていただきます。当日、お名刺とともにお持ちください。

*なお、受講料の返金は致しかねます。お申込みご本人様のご都合が悪い場合は、代理の方のご出席をお願いします。
*請求書が必要な方はお申込書にご記入いただくかメールにてご連絡ください。
úお申し込みフォームへ úFAXでのお申し込み用 申込書ダウンロード

振込先

りそな銀行 大阪営業部(当座)0808726
三菱UFJ銀行 瓦町支店(当座)0105251
三井住友銀行 船場支店(当座)0210764
※上記銀行と埼玉りそな銀行各本支店のATMからのお振込は振込手数料不要です。
口座名:大阪商工会議所(オオサカショウコウカイギショ)
ご依頼人番号「9034100151」の10桁と貴社名をご入力下さい。

個人情報の取扱い

※ご記入頂いた情報は、大阪商工会議所からの各種連絡・情報提供に利用させていただくほか、講師に参加者名簿として提供いたします。
※大商の個人情報保護基本方針及び個人情報の取得・利用・提供に関するお知らせ

お問い合わせ先

大阪商工会議所国際部 趙、福田
TEL: 06-6944-6411 E-mail: intl@osaka.cci.or.jp