MDF2020(次世代医療システム産業化フォーラム/事務局:大阪商工会議所)では、世界トップクラスの研究大学である英国オックスフォード大学が100%所有する同大学の研究商業化部門であるOxford University Innovation(OUI)と連携し、マッチング例会を開催いたします。
初めての試みとなる今回は、オンラインにて3件の連携提案案件をご紹介いたします。
時差の関係により夕刻の開催となりますが、是非ご参加ください。
※本事業は大阪府小規模事業経営支援事業として実施いたします。
開催日時
2020年11月18日(水)
17時00分~19時00分(予定)
場所
オンライン配信
※参加URLは後日申込者にお送りします。
対象
全対象向け
主催
MDF(次世代医療システム産業化フォーラム)
Oxford University Innovation(OUI)
O-BIC(大阪外国企業誘致センター)
■「医療機器規制申請・認証取得のためのデジタルサポートツール」
Dr Rita Hendricusdottir, University of Oxford, Department of Engineering Science
(概 要)
Oxford Global Guidanceは、Oxford大学の理工学部(Department of Engineering Science)が開発する医療機器規制申請・認証取得のためのデジタルサポートツールです。ヨーロッパと日本の医療技術市場は世界最大規模で、中小企業からのイノベーションが絶えず創出されており、企業が技術開発の初期段階から医療機器規制に関する情報を得られる仕組みが必要です。実際には企業のニーズに対して規制適合に関連する情報提供の支援体制は整っていないのが現状です。そこで、Oxford Global Guidanceというウェブ上のツールを通じてヨーロッパ市場で医療機器の展開をお考えの企業に対し、規制適合のための支援を目指しています。今後、ヨーロッパ市場以外の医療機器規制情報を組み込んでサービスを拡張し、コンテンツの多言語化で利用者を増やすことを計画しています。
(関心分野)
日本企業からの直接投資や、日本の医療マーケットへのサービス紹介、また、厚生労働省などの所管官庁や公認機関、医療機器規制コンサルタントの皆様との関係構築に関心があります。
■「マウスピースを利用したスポーツパフォーマンス管理及びヘルスモニタリング」
Professor Jeroen Bergmann
Associate Professor in Engineering Science and Director of the Oxford Healthtech Labs
(概 要)
ANDA-guardはOxford大学の理工学部(Department of Engineering Science)が開発するマウスピース形状の製品です。口腔内の状態から健康状態を測定するプラットフォーム技術を開発中で、この技術は複雑な条件や過酷な環境でも作動し、スポーツ界や救急救命の現場、軍隊や産業保健の場面など様々な分野への応用が期待されています。一連のシステムの実証実験は広く行われており、開発を支援する国際的企業数社との協働体制を既に開始しています。
(関心分野)
日本企業からの直接投資を希望するほか、この分野に特化した将来的な共同開発を目指しています。