<台湾工商協進会幹部との懇談>(平成27年7月13日)
概要
日 時:2015年7月13日(月) 16:00~17:00
場 所:台湾工商協進会内会議室
訪問者:佐藤会頭、京阪電鉄・高木課長(経営統括室総務部)ほか
応対者:以下の通り
台湾工商協進会 黄 理事(台隆グループ董事長)
同 范 秘書長、邱 副秘書長、国際業務処處長、台日商務交流協進會秘書長他
懇談概要:懇談の席上、佐藤会頭は、「映画制作など日中台の共同プロジェクトにより相互交流を深めるには絶好のタイミングだと感じている。花蓮県では滋賀県との間で自治体同士による姉妹交流を進めてはどうかとの話も出た。双方からOKが出れば一番大きな成果だ。花蓮側の知事は、この件に大変関心をお持ちだ。私自身、関西国際空港全体構想促進協議会の副会長を務めており、エバー航空による花蓮ー関空便実現に向け今年度中に滋賀県知事も台湾にお連れし、再訪を実現したいと考えている。このほか関西の成長戦略として、我々が強みをもつライフサイエンスの分野で一つご提案をしたい。私が理事を務める国立循環器病研究センターが吹田市岸部に移転を行う。ついては今回の移転に伴い、メディカル分野とりわけ、医療機器や創薬に関心のある企業の誘致を行うので、台湾の優秀な医療関係企業のご紹介と当地への進出をぜひご検討頂きたい。」と述べた。
これに対して黄理事は、「東日本大震災への寄付での叙勲では、2012年春に旭日重光章を長栄集団総裁の張栄発氏と台日商務交流協進会理事長の辜濂松氏が受章された。我が工商協進会は経団連と日商の両方の役割を持っており、来年3月28日(月)には工商協進会が大阪にミッションを派遣する予定である。その折には佐藤会頭にぜひお会いしたい。」と応えた。懇談後、佐藤会頭は、「黄理事がお越しになられる折には必ずお会いしたい。台湾からの訪日客が283万人に達していることもありホテルがなかなか取れない状況とのご指摘も良く理解している。京阪グループが運営するUSJのホテルの外国人客も台湾、韓国、中国の順だ。私自身、大阪のホテル不足は2,3年で改善すると予想しているが、大阪観光局を司令塔にしてぜひニーズに応える体制を整えていきたい。」と述べた。