<(協)関西ファッション連合会 特別講演会>(平成27年5月25日)

 佐藤会頭は、森下富雄理事長(大商常議員)の招きで、特別講演会に参加し、衆議院議員で繊維・ファッション議員連盟会長を務める小池百合子氏の講演を傾聴した。

<(協)関西ファッション連合会 特別講演会>(平成27年5月25日)

概要

□日 時:2015年5月25日 16:30~17:20
□場 所:ヴィアーレ大阪 4階ヴィアーレホール
□参加者:関西ファッション連合 会員企業経営幹部等300名
□内 容:以下の通り
 佐藤会頭は、森下富雄理事長(大商常議員)の招きで、特別講演会に参加し、衆議院議員で繊維・ファッション議員連盟会長を務める小池百合子氏の講演を傾聴した。
 席上、小池議員は、論語にある「夏炉冬扇」(夏の火鉢に冬の扇の意味で、時機にあわない無用の事物のたとえとして用いられる)、を冒頭に紹介し、クロアチアの兵士などが着飾った首回りのファッションがネクタイに繋がっていったと起源(オリジン)を紹介。暑さの厳しい日本ではネクタイが馴染みにくいと感じたことから、小池議員自身が3年間務めた環境大臣時代に取り組んだCool Biz事業では、社会のトレンドを変えようと経済界の要人を巻き込んで取り組んできたと振り返った。その上で、1901年発行の報知新聞に掲載されていた20世紀の世界予想では、「新しい器械が暑さ、寒さを調節する」、「馬車に代わって自動車が普及する」など、当時の予想が数々の進歩により現実社会で実用化されてきたと紹介。関西ファッション連合の会員企業も日本の現状や長所、短所をよく分析した上で今後の将来展望を描き、各自の事業を発展させていってほしいと応援のエールを送った。
 講演会後、佐藤会頭は、「小池議員にはこれまで2度お目にかかったことがある。森下理事長のリーダ-シップにより、小池先生が繊維・ファッション議員連盟の会長に就かれ、本日はまた会員向けにご講演をされた。今後、森下理事長のもとで会員相互の結束を図られ、ジャパンブランドの創出などに弾みがつくと思う。」と感想を述べた。

CIMG1638.JPG「特別講演会の模様。前列着席が佐藤会頭」
CIMG1640.JPG「夏炉冬扇の語源など披露する小池百合子衆議院議員(繊維・ファッション議員連盟会長)」
CIMG1641.JPG「20世紀の世界予想(1901年当時)を紹介する小池議員」
CIMG1645.JPG「講演を終えた小池先生と記念撮影」