「香港貿易発展局 マーガレット・フォン総裁との懇談」(平成27年1月28日)

 佐藤会頭は大阪商工会議所を表敬訪問した香港貿易発展局マーガレット・フォン総裁と懇談し意見交換を行った。

「香港貿易発展局 マーガレット・フォン総裁との懇談」(平成27年1月28日)

概要

日時:2015年1月28日(水) 9:30~10:45 (なお当日は10時~17時半まで大商内会議室で「国際化へのパートナー:香港 in 関西」が開催された。)
場所:大商3階応接室ほか
来訪者:香港貿易発展局 マーガレット・フォン総裁
応対者:佐藤茂雄会頭

概要:以下の通り。

 佐藤会頭は大阪商工会議所を表敬訪問した香港貿易発展局マーガレット・フォン総裁と懇談し意見交換を行った。
 今回の訪問は、2014年1月に佐藤会頭が香港を訪問して香港貿易発展局とMOUを提携。その記念事業として香港側からオール香港の体制で集中イベントを本年1月に大阪で共同開催したいとの提案があって実現したもの。香港側からは香港特別行政区政府のグレゴリー・ソー商務経済発展長官はじめ多くのビジネスマンが大阪を訪れた。
 佐藤会頭は、28日の表敬訪問、シンポジウムでの挨拶などで、「関西は多様な産業が集積しており、香港とは相互に利益のある交流が期待できる。本会議所でも古くから香港との交流を深めたきた。最近の事例を申しあげると、私が理事を務める国立循環器病研究センターの開発した減塩レシピを香港フードエキスポに出展し好評を博した。また香港の素晴らしい夜景などを参考にしながら大阪も負けないように水と光のプロジェクトに取り組んでいる。マーガレット・フォンさんに初めてお会いしたのは2010年7月(当時フォン氏は副総裁)。その折に香港で開催されていたコスプレイベントを視察してフォン副総裁(当時)に質問をさせて頂いてところ、「人が来るから人が集まる。」という言葉を頂いた。大阪に帰る飛行機の中でこの言葉のもつ重さに気づき、以来、フォン総裁に学んだ人が集まる仕掛けや企画の重要性を説いてきた。」と述べた。一方、フォン総裁は「再び大阪に戻ってくることができ大変喜んでいる。関西滞在中は京都、兵庫、大阪、和歌山の各知事や商工会議所幹部と面談。香港を活用してグローバルビジネスを成功させて欲しいと呼び掛けている。」と語った。
 懇談を終えた佐藤会頭は、「今回はメインシンポジウムに加えて、食品、環境、コンテンツの3分科会、さらには医療産業セミナーが開催されると伺っている。MOUを調印する折に、すぐに具体的なアクションを起こせるような文言を織り込んでもらったわけだが、調印(サイン)だけに終わらず、次に繋がる形が具体的に実現できたことを嬉しく思う。改めてフォン総裁のリーダーシップと古田日本代表のハードワーキングに感謝申し上げたい。国家戦略特区の認定は大阪が一番進んでおり、関西が先鞭をつけることで香港との医療や健康分野の交流がさらに進むことが期待できる。今後も食の分野など相互の関心分野のビジネス交流をスピード感をもって進めていきたい。」と感想を述べた。佐藤会頭は、マーガレット・フォン総裁の来阪にあわせて27日夕刻に懇親会を開催し、中之島から八軒家浜、大阪城などを水上遊覧船で案内したほか、大阪総合デザイン専門学校生のコミックアートや漫画作品、さらには似顔絵などを提供し、相互の交流を深めた。

CIMG0029.JPG「表敬訪問で佐藤会頭(左)と堅く握手するフォン総裁(右)」

CIMG0041.JPG「シンポジウム開催前に記念撮影。右から佐藤会頭、マーガレット・フォン総裁、グレゴリー・ソー商務経済発展長官、松井大阪府知事」

CIMG0059.JPG「多くの来場者を前に挨拶する香港貿易発展局のマーガレット・フォン総裁」

CIMG0067.JPG「シンポジウムで開会挨拶を行う佐藤会頭」

IMG_0458a.jpg「 懇親会で似顔絵を記念ギフトとしてフォン総裁(左)に手渡す佐藤会頭(右)」