「第4回 水と光のまちづくり推進会議」(平成27年1月23日)

 推進会議の会長である佐藤会頭が議長を務めた。会合では、水都大阪2015に向けたプレ事業の報告と来年度の取り組みに加えて、水都大阪パートナーズによる平成26年度事業の進捗状況が報告されたほか、水と光の両事業を「水と光のまちづくり推進会議」のもとに集約し、光景観の形成に資する各種事業を推進することになった。

「第4回 水と光のまちづくり推進会議」(平成27年1月23日)

概要

□日時:2015年(平成27年)1月23日(金) 10時~11時10分
□場所:大阪商工会議所4階401号会議室
□参加者:以下の通り(順不同)
  大阪府知事 松井 一郎氏 
  大阪市長   橋下  徹氏
  大阪商工会議所会頭 佐藤 茂雄氏
  公益社団法人関西経済連合会会長 森 詳介氏
  一般社団法人 関西経済同友会代表幹事 加藤 貞男氏
  大阪府市都市魅力戦略推進会議会長 橋爪 紳也氏 

<佐藤会頭の主な発言内容>
「第4回 水と光のまちづくり推進会議」
 推進会議の会長である佐藤会頭が議長を務めた。会合では、水都大阪2015に向けたプレ事業の報告と来年度の取り組みに加えて、水都大阪パートナーズによる平成26年度事業の進捗状況が報告されたほか、水と光の両事業を「水と光のまちづくり推進会議」のもとに集約し、光景観の形成に資する各種事業を推進することになった。
 当日の会合では、活発な意見交換があった。佐藤会頭も、以下のように意見を述べた。「私からも3点意見を述べたい。一つは水都大阪パートナーズからも提案のあった台船の利活用だ。これは私自身20年前に横浜で有効性を確認しているが、遊歩道が狭い道頓堀などでは新たな賑わいを生み出す仕掛けになるのではないか。また第2のグリコ看板となるような屋外広告物も各地に必要だ。水や光のイベント期間には、景観と上手く調和がとれるような形で民間に参入の機会を提供できるよう規制緩和を考えていって欲しい。最後に水都大阪パートナーズのことだが、シンボルイヤー後を見据えた民間企業との協働も視野にいれていきたい。ついては今後の活動が重要となるので、2016年度以降もこの仕組みを継続していければと考えている。ぜひ皆様のご支援をお願いしたい。」
 会合を終えた佐藤会頭は、「会合の席上、松井知事と橋下市長から、水と光の事業が海外観光客の誘致に役立つことを再認識してもらうことができ、次年度の予算化では増額を約束してもらえるなど実りある会合になった。1月27日に来阪する香港貿易発展局のマーガレット・フォン総裁にも是非水都大阪を案内して感想を聞いてみたい。また内外観光客のニーズに十分対応できるだけの水辺遊覧船が足りないとのことであるが、堂島大橋など高さ制限があり、船舶を大型化するのも限度があるのが最大の課題。あまりに小型では採算が合わないし、海外のように市内の橋梁を跳ね橋にすれば良いのだがそれも市内の交通渋滞を考えると難しい。水の回廊を売り込むためにも水上バスを運行する民間事業者と知恵を絞り、舟運活性化やコンテンツの拡大にも取り組んでいきたい。」と述べた。
 水都大阪パートナーズでは、中之島GATEでフィッシャーマンズワーフを核とした賑わい創出を進めているほか、水都大阪2015にあたり、天下一の黄金の御座船の運航を大阪城などで計画。このほか、小型船の運航拡充に向けた社会実験などにも取り組んでいるほか、ミズベリング世界会議などの開催が予定されている。

CIMG9901.JPG「水と光のまちづくり推進会議が大商で開催された。左から2人目が佐藤会頭」



CIMG9902.JPG「水都大阪2015のプレ事業について報告を聞く参加者」



CIMG9906.JPG「 右から橋爪氏、橋下市長、松井知事、佐藤会頭、森会長、加藤代表幹事」