文部科学省 下村博文大臣(教育再生担当大臣、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣)講演会 (平成26年3月1日)
概要
「関西から東京オリンピックの意義を考える」講演会
□日 時:平成26年3月1日(土) 16:00~17:30
□場 所:シティプラザ大阪 2階「旬の間」
□主 催:近畿商工会議所連合会
□共 催:大阪国際フォーラム
□後 援:公益社団法人関西・大阪21世紀協会
□協 力:公益社団法人関西経済連合会、一般社団法人関西経済同友会
□参加者:285名
□次 第:以下の通り
開会挨拶 近畿商工会議所連合会 会長 佐藤 茂雄 (大阪商工会議所 会頭)
ご講演 「日本全体で盛り上げる東京オリンピック・パラリンピック」
文部科学大臣/教育再生担当大臣/東京オリンピック・パラリンピック担当大臣
下村 博文 氏
質疑応答
要望書提出 「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けての要望」
□講演会概要
講演会において下村大臣は、「佐藤会頭も良くご存知の通り、ロンドン五輪では、オリンピック開催の数年前から文化催事の開催が計画されてきた。こうした努力もあってオリンピック終了後もロンドンへの観光客は減ることなくむしろ増えている。2020年の東京オリンピックは、東京と名前がついているが、東京だけのものではなく日本オリンピックだ。日本社会全体を元気にする取り組みを実現できれば我が国全体への波及効果は極めて大きい。開催決定後、滋賀県の知事も早速面会にお越しになり、ぜひ琵琶湖を活用してほしいとのお申し出もあった。本日のセミナー開催を含めて関西の方の反応が非常に早いという印象を持っている。今後は関西のポテンシャルを最大限に活用し、ダボス・シンポジウムのスポーツ・文化版事業(2017年開催予定)の関西誘致などに声を上げていって欲しい。日本の強みは華道、茶道、剣道、合気道などいずれの分野でも、文化として個々の”道”を極めてきたことだ。」と語った。また講演会の後半では、質疑応答が行われたほか、佐藤会頭から下村大臣に 「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けての要望」を手交し、文化催事を催すにあたっての支援や、オリンピック選手のトレーニングキャンプ実施支援などを求めた。
講演終了後、佐藤会頭は「来る東京オリンピックの開催とどのように向き合って日本を成長させていけば良いのか、また2020年の東京五輪開催をきっかけとして日本全体を元気にさせたいとの下村大臣のご意向に、関西がどのようにお応えしていけば良いのかといった問題意識を300名近い参加者と共有することができる良い機会となった。」と感想を述べた。