2021/4/10号 |
第2回通常議員総会 事業計画と予算 了承 |
大阪を新たな成長軌道へ |
大阪商工会議所は3月29日、第2回通常議員総会を開催した。コロナ禍における中小企業・小規模事業者の対応支援などを柱とする令和3年度事業計画案と収支予算案のほか、電磁的方法による会員の表決権行使を可能とする定款の一部変更案が原案通り承認された。また、昨年10月の任期満了をもって退任した西村貞一前副会頭、古川実前副会頭の顕彰が行われた。 |
永年在職役員・議員 18人を表彰 |
大阪商工会議所は議員総会で、永年在職役員・議員18人を表彰した。被表彰者は次のとおり。 |
国際金融都市 大阪へ 推進委の設立総会 |
大阪府、大阪市、大阪商工会議所などは3月29日、行政機関、経済界、各種団体などが協力して大阪における国際金融都市の実現に向けた取り組みを推進するため、「国際金融都市OSAKA推進委員会」設立総会を大阪市内で開いた。オンラインを含め、委員31法人・団体、オブザーバー7法人・団体が参加、大商からは尾崎裕会頭が出席した。 |
新型コロナ対策マル経融資 取扱期間が延長 |
今年6月まで |
コロナの影響により直近1カ月等の売り上げが前3年の同期より5%以上減少した小規模事業者が対象となるコロナマル経の取り扱いが2021年6月まで延長される。 |
第2回通常議員総会 尾崎会頭あいさつ(要旨) |
全力で会員企業 支援 |
年明けに発令されました緊急事態宣言がようやく全国レベルで解除されました。ワクチンの接種が始まりその効果が期待されていますが、変異株による感染再拡大も懸念され、観光業や飲食業ではまだしばらく事業活動が制限されることになりそうです。大阪・関西経済が本格的に回復するには、もう少し時間がかかるように思いますが、感染症は将来必ず終息を迎えると信じています。議員の皆様と力を合わせ、このコロナ禍を克服し、大阪を新たな成長軌道に乗せるよう努めてまいりたいと考えております。 |
マクロミクロ――五代と渋沢 |
「西の五代、東の渋沢」と称される日本近代黎明期の実業家二人の雄姿が放送される。NHK大河ドラマ「青天を衝け」が好評だ。二人の存在により、日本が大阪がどう変わり、どう動くと描かれるのであろうか◆両者の出会いは明治維新直後、大隈重信を介して始まったと言われている。東西を代表する商工会議所を同時期に立ち上げたことから親交が深かったように見えるが、史実は少し違うようである◆渋沢は一橋家や長州出身の井上馨大蔵大輔に仕え、五代は薩摩出身で大久保利通と近かったことによるのかもしれない。渋沢は銀行、鉄道、保険、紡績など西洋からの新しい産業移植を進め、新銀行制度の下、新興企業が数多く生み出された。これに対し、五代は大阪の商業・金融機能の回復、在来産業(鉱山、製藍、商船など)や旧経済秩序(株仲間、堂島米会所など)の復興、近代化を進め、江戸時代からの豪商を新事業家へと変身させていった◆渋沢は91歳まで生きたが、五代はこれからという壮年期でその生涯を終えている。「大阪の恩人」の理念、言葉や足跡をもっと残してもらいたかったと思うのは、私一人ではないだろう。(十七代) |
第1回万博サクヤヒメ会議 |
「2025大阪・関西万博 何かが出来る!私たちの未来図」 |
大阪商工会議所は、万博サクヤヒメ会議(大阪サクヤヒメ表彰受賞者有志によるコンソーシアム)とともに、「第1回万博サクヤヒメ会議『2025大阪・関西万博 何かが出来る!私たちの未来図』」を開催する。 |
◆お知らせ |
◆大阪商工会議所では、新型コロナウイルス感染の拡大防止に向けて、事業を中止・延期をする場合があります。その場合にはホームページの「セミナー・イベントカレンダー」(https://www.osaka.cci.or.jp/event/)などに掲載します。 |
感染防止策強化など コロナ禍での企業活動の変化 調査 |
大阪商工会議所はこのほど、「中小企業のコロナ禍における企業活動の変化と今後の事業活動見通しに関する調査」結果を発表した。調査は3月1〜12日、会員の中小企業2508社を対象に実施し、329社から回答を得た。 |
スポーツ核にビジネス創出へ スポーツハブKANSAI 登録企業を募集 |
大阪商工会議所が運営するスポーツ産業振興プラットフォーム「スポーツハブKANSAI」は、新規登録企業を募集している。同プラットフォームは、スポーツ関連企業や競技団体などと、異業種企業などとの連携を促進し、スポーツを核とした新たなビジネスの創出を進めており、2025年大阪・関西万博などを見据えて、スポーツの知見を応用した一般市民の健康づくり分野への展開支援にも注力している。 |
次世代医療システム産業化フォーラム |
4月22日、キックオフセミナー |
大阪商工会議所が主催する産学医・産産連携による医療・健康・介護分野の課題解決・ビジネス創出を目指すプラットフォーム事業「次世代医療システム産業化フォーラム(MDF2021)」では、2021年度のキックオフセミナーとして4月22日、「医療×異業種連携による新たな製品・サービス開発の潮流」をオンラインで実施する。 |
淀川河川敷エリアで魅力向上に取り組む |
第1回淀川河川敷十三エリア魅力向上協議会(座長=淀川区役所)が3月31日に開催された。同協議会では、淀川区のブランド向上に向けて、官民連携で淀川河川敷十三エリアの賑わいづくりを行う。 |
人事異動 |
大阪商工会議所は1日付で人事異動を実施した。管理職の異動は次の通り。( )は前職。 |
SDGsで未来を創る <新連載> |
阪和興業 靴磨き事業で障害者雇用創出 |
障害のある人の雇用対策を推進すべく、国は従業員数に応じて一定数の障害者を雇うよう事業者に義務付けている。こうして雇われた障害者には、一般的には補助業務に就いてもらう場合が多い。ここに新たな風を吹き込もうという試みが阪和興業で始まっている。 |
大手店舗への出店による販路開拓 |
ザ・ベストバイヤーズ |
大手事業者(百貨店、通販、スーパー、食品卸、ホテル)と中小企業との商談の場。 |
環境・エネルギービジネス研究会 |
メンバー募集 |
大阪商工会議所は、2021年度の「環境・エネルギービジネス研究会」メンバーを募集している。 |
IT・ビジネスアプリ導入サポートデスク |
大阪商工会議所は、IT・ビジネスアプリ導入サポートデスクを開設し、同デスクのIT専門家を派遣し、販促・集客、非対面型ビジネスや間接業務の軽減に役立つ無料・安価のビジネスアプリなどを紹介し、初期設定をサポートする。 |
火・水・木の午前中開設 |
無料専門相談「人事労務・メンタルヘルス対策」 |
4月から中小企業でも同一労働同一賃金の適用が始まり、不合理な待遇差をなくすための規定の整備が求められている。 |
6月開講 講座・企業家学 「日本の企業家シリーズ」から学ぶ |
大阪企業家ミュージアムは、企業家について総合的・学際的に研究する学会である企業家研究フォーラム(会長=山田幸三・上智大学教授)との連携事業「講座・企業家学」6月講座を開講する。 |
2021.04.14 Copyright(C) 1996-2015大阪商工会議所 |