関西イノベーション国際戦略総合特区

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医工連携事業化推進事業

特区版「医工連携事業化推進事業」とは

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 医療機器産業の世界市場は、毎年約5~8%の成長率を維持しており、ビジネスとして非常に有望な分野として注目されていますが、日本においては、輸入超過が続き、海外に比べ研究開発、事業化ともに遅れを取っていると言わざるを得ません。その要因には、医療機関とものづくり企業との連携を促進するしくみが十分でないことや、海外の医療機器開発先進地域と比べ、医療機器開発のプロセスにおいて、マーケティングや出口戦略の策定、さらには規制当局との連携した承認取得戦略など、各プロセスにおける様々な要素が不十分であることが考えられます。

 こうしたなか、関西においては、世界トップクラスの医療機関及び優れた技術、特色ある製品開発を可能とする多様な企業が集積している上、過去10年にわたる医工連携活動の実績もあることから、「関西イノベーション国際戦略総合特区」の活動として、将来的に海外市場もターゲットとした医療機器開発を促進するため、実証事業を実施するとともに、海外の組織・企業とも連携し、関西に医療機器開発支援のプラットフォームを整備することを目指すべく各種事業を実施します。


※本事業は2015年3月20日に終了しました。