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2009年6月12日

中国への販路拡大をめざす方へ~シリーズ 中国市場を考える

 世界的不況のなかでも比較的高い経済成長を維持する中国市場への関心が高まっています。大商中国ビジネス支援室へ寄せられる相談も、この1~2年は中国市場への販路拡大に関する内容が多くなっています。

 そこで中国ビジネス支援室では今年度、シリーズ「中国市場を考える」と題して、中国国内販売で実績を挙げた「先輩」から、より実践的かつ具体的なお話を伺う連続講座を開催します。

 第1回の講師は、中国ビジネス元気印!でもご紹介しました、コクヨインターナショナルの小原部長。国内市場の伸び悩みから、創業100年を機に海外事業展開へ舵を切ったコクヨの中国駐在員として上海へ赴任。中国でどんな事業展開ができるのかというマーケティングに始まり、現地法人立ち上げ、事業を軌道にのせるまで6年間、陣頭指揮を執られました。現在では、オフィス構築に関しては提案した案件の95%を受注するまでになっています。小原部長からは中国ビジネスの経験談や、中国市場参入の心得、トラブルも多い人事労務管理の心得などについてお話いただきます。

 第2回は、元・唐山松下産業機器総経理の小林誠さん。パナソニック溶接システムから派遣され、合弁交渉、合弁企業の立ち上げに続き、生産・販売体制を確立して、自動溶接機分野では業界トップ、シェア60%を占める唐山松下産業機器(河北省唐山市)の基礎作りをされました。その後、唐山松下での活躍を買われて、経営不振が続いていた日系のJM社の経営再建を依頼され、見事黒字転換を果たしました。現在は唐山市日本事務所長として、中国に進出する日本企業へのアドバイスをなさっています。

 業種や地域は違っていても、実際のビジネスの中で得た知見をご披露いただくことで、今後、中国市場へアプローチする際の参考にできる部分も多いと思います。この不況が終わった先を見越して、今こそ知力体力を蓄え、行動する時ではないでしょうか。みなさまのご参加をお待ちしております。

【シリーズ 中国市場を考える】
第1回 6/22(月) オフィスのワンストップセンターになる! 「次の100年」に向けたコクヨの中国戦略
第2回 7/23(木) 中国事業成功のポイントとは? 唐山松下の中国進出からシェア60%をとるまで
第3回 9/2(水) 中国市場の特性と市場開拓戦略~「孫子の兵法」を活かす中国ビジネス~

 セミナー開催予定は中国ビジネス支援室のホームページでお知らせします。
 Eメールでの案内をご希望の方は、「大商メールステーション」にご登録ください。

のっぽパンダ

投稿者 panda | 2009年6月12日 10:40


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